このページの本文へ

Core i7-10510U、8GBメモリー、256GB SSDを搭載

仕事もライトなゲームもバッチリOK、ながら作業も快適な第10世代Core i7搭載の15.6型ノートPC「mouse X5」

2020年06月12日 09時00分更新

文● 周防克弥 編集●市川/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「mouse X5」

 私がパソコンで行なう主な作業は、機材のレビュー用原稿を書くことと、それに関係する簡単な写真整理、そしてゲームをすることだ。ゲームくらいほかのマシンでやればという話もあるが、ブラウザーで調べ物をしているときにふと開いてしまうのだから仕方がない。

 ゲームといってもブラウザーゲームが中心なので、GPUもマシンパワーもそれほど必要ないのだが、それでもCerelonクラスのCPUではブラウザーゲームがやっと動くかどうかといった感じである。毎朝定期的に行なう複数のブラウザーゲームのログインでさえ順番待ちが生じてしまうほどだ。

 デスクトップパソコンの場合、Core i3クラスのCPUなら2つくらいのブラウザーゲームを立ち上げるとログイン処理はなんとか可能だが、プレイするなら1つにした方がよい感じだ。Core i5クラスなら3、4つの同時起動はできてもプレイは2つでも処理が重く感じる。Core i7クラスなら3つくらい同時に遊んでいてもほかの作業に影響を与えないといった感覚だ。

 ノートパソコン向けCPUだと、デスクトップ向けCPUのと比べてクラスが1つ分くらい下がる感じになるが、書類作成やブラウザーでの調べものだけをするなら、Cerelonでも十分だ。しかし、やはり多少の遊び要素もほしいというのが、個人的にパソコンに求める条件である。

 これは個人的な考えだが、Windows 10を快適に運用するうえで重要なスペックとして、Core i3以上のCPU、8GB以上のメモリー、ストレージにSSDを採用していることは最低条件だと思っている。

 マウスコンピューターの「mouse X5」は、15.6型のサイズでありながらも狭額縁と薄型デザインを採用したノートパソコンで、軽量コンパクトでモバイル用途にも最適だ。CPUはCore i7-10510U、8GBメモリー、256GB SSDが搭載されている。スペックはクリアできているが、実際の性能はいかがなものか。今回はベンチマークソフトを使ってmouse X5の性能をテストしてみた。

ベンチ結果以上の性能を発揮するスペック

 まずは定番のベンチマークソフト「PCMark10」を実行、スコアのチェックをしてみよう。

スコアは「3438」。Core i7とはいえやはりU型といったところか、思ったよりも伸びていない

 スコアは「3438」で、スタンダードノートとしてはスコアは高めながら、Core i7といってもやはり低消費電力型なのでハイエンド向けと比べると若干低い。詳細を見るとWeb Scoreで「6792」、Apps Scoreで「9941」と非常に高めだが、Rendering and Visualization Scoreが「1551」、Photo Scoreが「2976」とグラフィック処理系でかなり落ち込んでいるのがわかる。GPUを別途搭載しているとカバーはできるのだが、mouse X5はCPU内蔵グラフィックで動作しているので致し方ないところ。普段作業は十分快適と思われるが、クリエイティブ作業では、CPUの処理能力は高いのにグラフィック系の処理がボトルネックになってしまう場合もあるだろう。

 続いては「CINEBENCH R20」を試してみた。

CPU(マルチ)は「982」、シングルで「383」。

 PCMark10同様、CINEBENCH R20もスタンダードノートとしてはしっかりとしたスコアだが、ハイエンド向けのCPUと比べると少し低め。Core i7-10510Uは4コア/8スレッドで動作し、基本クロックは1.80GHzと低めの設定になっている。ターボブースト時には最大で4.90GHzまで上がるが、今回テストしている最中でも2.0GHzを超えたところは見ていない。

 PCMark10やCINEBENCH R20での結果を見ると、省電力向けCPUのためCore i7にしてはと感じるかもしれないが、実際にmouse X5で作業をしている限りだとそんな感じはまったくなく、Photoshop LightroomやPhotoshopでの作業もそつなくこなせている。ブラウザーゲームを2つ同時に起動してプレイしていても、ほかの作業を苦もなくできるぐらいの性能を発揮する。

 あまりGPUに負荷のかからないゲームということで、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」(以下、ドラクエX)に挑戦してみた。アプリの初期設定では、解像度がHD(1280x720ドット)でグラフィック設定は標準設定になっているが、この状態でのスコアは「7389」で「とても快適」の評価を得た。

評価は「とても快適」でスコアは「7389」と高めの結果になった。GPUへの負荷があまりないゲームでもあるが、十分に遊べる性能だ

今度は解像度をフルHD(1920x1080ドット)にしてグラフィック設定を標準のままで測定。評価は「普通」、スコアは「3724」になった

フルHD、標準画質の設定でベンチ測定中のタスクマネージャー。CPUとGPUの使用率を見ると意外にも余裕がありそう

 ベンチ測定中の様子をタスクマネージャーで確認したところ、CPUの使用率は上がっても20%程度で、HDでもフルHDでも大きな変化はなかった。GPUの使用率はHDでは60~80%前後で動作し、フルHDではほぼ80%以上で動作していたが、余裕はあるようだ。GPU性能はあまり高くはないが、CPUはマルチスレッドで動作していることもあり、スコア以上に性能は高いと思われる。ドラクエXはゲームとはいえ、パソコンへの負荷はあまり高くないこともあり、余裕を感じた。

CPU-Zで確認すると、メモリーはシングルチャンネルで動作している。メモリースロットは1つしかないようで、デュアルチャンネルでの動作はできない。スロットが1つだとあとで追加というわけにはいかず交換になってしまうので、増やす気があるなら最初から注文時に増やしておいたほうがいいだろう

 本機にはメモリースロットが1つしかなく、デュアルチャンネルで動作していない点や、消費電力を抑えるために基本クロックが低い点がベンチマークテストのスコアに影響していると思われる。

 だが、実際に作業した感じはGPU機能を多く使うことがないアプリなら、それほどストレスを感じることはない。ブラウザーゲームを2つくらい動かしながら攻略サイトを見たり、動画サイトを閲覧しながら別のウィンドウでブラウザーゲームを動かしたりしてもなんら動作が重くなるような感覚はなく、タスクの切り替えもスムースにできる。GPU機能を使うアプリでないなら問題なく使えるといった印象だ。

 次回は、実際にPhotoshopとPhotoshop Lightroomを使って、mouse X5の使用感をチェックしてみたい。

試用機の主なスペック
モデル名 mouse X5
CPU Core i7-10510U(1.8GHz、4コア/8スレッド)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ac/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.0×2、USB 3.0 Type-C(USB Power Delivery対応)、USB 2.0、HDMI出力、ヘッドフォン/ヘッドセット端子、有線LAN端子、microSDカードリーダー
内蔵カメラ 約100万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅356×奥行233×高さ17.9mm/約1.39kg
OS Windows 10 Home(64bit)

カテゴリートップへ