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スタンダードで高性能、Wi-Fi 6にも対応

15.6型でも重さ1kgちょっとでモバイルできちゃう薄型軽量ノートパソコン「mouse X5」、第10世代Core i7搭載

2020年06月05日 11時00分更新

文● 周防克弥 編集●八尋/ASCII

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「mouse X5」

 15.6型ノートパソコンといえば、もっともスタンダートなノートのサイズだ。持ち運びのしやすさと作業性のバランスが高く、人気もある。マウスコンピューターの多彩なラインアップの中でも15型ノートは数が多く、一般的な使用に適したいわゆる普通のノートから、クリエイター向けのDAIVシリーズ、ゲーミングPCのG-Tune、法人向けのMouse Proなど数え切れないほどの数がある。また、スペックもCPUにCeleronからCore i7、AMD製APU搭載機、内蔵GPUやディスクリートGPU搭載機まで幅広い用途に合わせたマシンが用意されている。

 今回試用したのは、数多い15.6型ノートの中でもスタンダートで、いわゆる普通のノートパソコン「mouse X5」シリーズだ。mouse X5シリーズの特徴は、15.6型ディスプレーを採用しつつも、液晶の縁を狭くすることで全体サイズは一回り小さい14型に近くコンパクトになっている点と、薄く軽いためモバイル用途にも適していることだ。

 また第10世代インテルCoreプロセッサーの採用により十分なパフォーマンスが得られると思われるので、性能的な不満も少なく幅広い用途に利用できそうだ。

15.6型ながら薄型軽量でモバイルも視野に入るボディー

 本体サイズは、およそ幅356×奥行233×高さ17.9mm、重量が約1.39kg。15.6型ディスプレーを採用するノートパソコンとしては、かなり薄くコンパクトで軽い。外装の素材にマグネシウム合金を採用したことで、軽いだけでなく剛性感があり、十分な強度も感じられる。持ち運びしやすい分それなりの危険性もあるので、強度面での安心感がある。

インテルCPUを採用したモデルはシルバー、AMD製CPU搭載モデルは赤になっている

凹凸はなくシンプルでスッキリしたデザインだ

背面側は排気口が広く空いている。セットアップしている感じではそれほど熱を感じなかったが小型ノートにとって排気性能はかなり重要なので安心感がある

セキュリティー用のケンジントンロックスロット、有線LAN端子、USB 2.0端子、USB 3.0卵子、ヘッドフォン端子、microSDカードスロットが並ぶ。サイズ的にレギュラーサイズのSDカードスロットがほしい

USB 3.0Type-C端子、USB 3.0(Type-A)端子、HDMI端子、電源端子が並ぶ

 mouse X5シリーズは、採用するCPUが異なる2種類を用意。インテル製のCore i7-10510Uを採用する「mouse X5」とAMD製のRyzen 5 3500Uを採用する「mouse X5-B」がラインアップされている。CPU以外のスペックに大きな違いはなく、メモリーは共に8GB、ストレージはM.2接続の256GB SSDが搭載されており、mouse X5が12万4080円から、mouse X5-Bが10マン2080円からになっている。今回は、インテルCoreプロセッサーを採用するmouse X5をレポートしていきたい。

 mouse X5の基本スペックは、CPUがCore i7-10510U、GPUがインテル UHD グラフィック、メモリーが8GB、ストレージがM.2接続の256GB SSDという構成だ。加えて、Wi-Fi6に対応した無線LANも標準で備わっている。メモリーは、注文時に最大で32GBまで乗せることができる。

テンキーレスがうれしいキーボードはバックライトも内蔵

 キーボードは、バックライト付きだ。テンキーは無く右端はDEL、HOME、PGUP、PGDN、END、CTRLが縦に並ぶ。キートップが広く押しやすい。キーピッチは約18mm、キーストロークは約1.4mm。スペースキーの左隣がALTキーになっていて「変換」「無変換」が同一のキーに割り当てられているのは気になるところ。

15.6型としてはめずらしいテンキーレスがうれしい

バックライトも内蔵

 キーボードは、ちょっと特殊な並びをしている。基本配列は一般的なキーボードと同じで88キーだが、右側の縦1列はホームやエンド、ページアップやダウンといった事務作業向けのキーが並ぶ。使い慣れた人には便利かもしれないが、私はちょっと使ってエンターキーと打ち間違えやすいと思ったので、キー割り当てを変更するソフトで最上段のDELキー以外は無効にした。

 15.6型ノートでありながらもテンキーがない分、キーボードスペースは余裕があって操作性は高い。またテンキーがないため、トラックパッドが中央に近い配置になっているのも気に入った点だ。15.6型ノートパソコンはテンキーが備わっていることが多く、キーボードのホームポジションに手を置くと左側にずれてしまい、トラックパッドも左側に寄っている。

 そのため、画面に向かってキー入力をしているときに、なんとなく体の重心が左側に傾いてしまっているようで、落ち着かないことが多い。しかし、mouse X5では完全ではないものの、シンメトリーに近い配置になっているため気分よく作業が行なえる。

 キーそのもののタッチも良好で、押し込み時にどの位置で入力されるかが掴みやすく文字入力が快適に行なえるキーだ。ただ、個人的にスペースキーの左隣りにありがちな「無変換」がなく、ALTキーになってるのは残念だ。私は文字入力をする場合、日本語と英語の切り替えを一般的な「半角/全角」キーやCapsLockを使わず、「無変換」で英語入力に切り替え、「変換」および「ひらがな・カタカナ」で日本語に入力になるようにしている。

 「半角/全角」やCapsLockで切り替える場合、複数押すと元に戻るトグル方式になっているので、入力開始時に日本語になってるか英語になってるかを認識しておく必要があるが、このやり方なら無変換を押したあとは必ず英語、変換を押した後は必ず日本語になるので、最初の確認作業が必要なく、文字入力した後に間違いに気がつくといったことがなくなる。ただこれは慣れの問題なので、気にする人は居ないかもしれないが、個人的に残念に感じた点だ。

ACアダプターは小型で持ち運び時にも邪魔になりにくいサイズだ。ただ本機のバッテリー持続時間は最大で20時間を超えるので、短時間の作業ならACアダプターの必要性もないだろう

 15.6型と使いやすいサイズでありながら、本体のフットプリントは一般的な15.6型よりも一回り小さく、持ち運びしやすいサイズで、重さもあまり気になるほどではない。持続時間の長いバッテリーもあわせてモバイル性はかなり高いといえるだろう。

 打ちやすいキーボードも含め、モバイルマシンとうより移動利用が可能なノートパソコンという表現のほうがいいかもしれない。セットアップした感じでは低消費電力型のCore i7だが処理性能はそれなりにありそうで、3D系の処理や重いゲームをするのでなければ、十分な性能があるように思えた。次回はベンチマークテストを行い実力を確認してみたい。

試用機の主なスペック
モデル名 mouse X5
CPU Core i7-10510U(1.8GHz、4コア/8スレッド)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ac/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.0×2、USB 3.0 Type-C(USB Power Delivery対応)、USB 2.0、HDMI出力、ヘッドフォン/ヘッドセット端子、有線LAN端子、microSDカードリーダー
内蔵カメラ 約100万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅356×奥行233×高さ17.9mm/約1.39kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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