ファーウェイ新タブレット、HUAWEI MatePadシリーズ ロードテスト 第3回
HUAWEI MatePadで映画を観てHUAWEI MatePad T 8で読書を楽しむ使い分け術
2020年06月18日 11時00分更新
PR:ファーウェイ・ジャパン
ファーウェイ・ジャパンが6月2日に、タブレットの新しいラインナップとして、「HUAWEI MatePad」シリーズの日本投入を発表した。「Mate」は同社のスマートフォンやパソコンにも用いられているワードでもあり(語源は「Ultimate」とのこと)、重要な製品群であることは一目瞭然だ。
HUAWEI MatePadシリーズは、スペックが異なる3モデルが用意されている。最上位の「HUAWEI MatePad Pro」は画面サイズが約10.8インチで、フラッグシップのSoC「HUAWEI Kirin 990」を搭載し、市場想定価格は税抜5万9800円。標準モデルに位置付けられる「HUAWEI MatePad」は画面サイズが約10.4インチで、プロセッサーには「HUAWEI Kirin 810」を採用。LTEモデル(市場想定価格は税抜3万6182円)とWi-Fiモデル(市場想定価格は税抜2万9800円)がリリースされる。そして、約8インチサイズのコンパクトな「HUAWEI MatePad T 8」が7月初旬に発売される。Wi-Fiモデルのみで、市場想定価格は1万3900円(税別)となっている。
これまでにHUAWEI MatePad Proをいち早く使ったレポートを書かせていただいたが、兄弟モデルのHUAWEI MatePad、HUAWEI MatePad T 8も使わせてもらえる機会を得た。今回は、コスパが魅力の2台を使い込んだのでレポートする。
HUAWEI M-PencilもLTE通信も使える
多機能タブレット「HUAWEI MatePad」
HUAWEI MatePadは、約10.4インチIPS方式の液晶ディスプレーを搭載。視野角による色や輝度の変化が少なく、斜めから見ても鮮明な画質を損なわない特徴を持つディスプレーだ。解像度は2K(2000×1200ドット)で、小さな文字もくっきりと表示する高精細な画質が得られる。
ベゼル幅は約7.9mmで、フロントパネルにおける画面占有率は84%。ちなみに、HUAWEI MatePad Proのベゼルは約4.9mm、画面占有率は90%なので、2モデルを見比べると、HUAWEI MatePad Proのほうが先進的で使いやすいように見える。しかし、タブレットを手で持って使うことが多いのであれば、適度な太さのベゼルがあると、そこに指を当てやすく、安心感が得られるのだ。
HUAWEI MatePadを横向きに持った場合、ディスプレーの中央上にフロントカメラがあり、左右に2つずつ、合計4つのスピーカーが搭載されている。これらのクアッドスピーカーは、HUAWEI MatePad Proと同じく、世界的な音響ブランド「ハーマンカードン」の監修によるサウンド・チューニングが行なわれている。音量はかなり大きくでき、大音量でも音が割れたり歪んだりすることなく、迫力のあるサウンドを楽しめた。
HUAWEI MatePad Proと同じように、最大4096段階(※)の筆圧を感知するスタイラス「HUAWEI M-Pencil」(別売、市場想定価格は税抜9990円)を使うこともできる。ただし、HUAWEI MatePadはワイヤレス給電には対応していないので、HUAWEI M-Pencilは同梱のType-Cのアタッチメントを使用して充電とHUAWEI MatePadとのペアリングをする必要がある。
※4096段階の筆圧感知は最大時。筆圧感知の程度は書き込み方法やアプリによって異なる。
HUAWEI MatePadには、HUAWEI MatePad Proにはない利点もある。LTEに対応するモデルも選べるのだ。SIMを挿して使うことで、活躍の場が広がることは必至。Wi-Fiモデルでも、スマホのテザリングやモバイルルーターなどに接続して、モバイルでのネット接続ができるが、やはり単体でダイレクトにネットにつながることは、速度面でも電池効率の面でも有利だと言える。
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