SIMフリースマホのボリュームゾーンに投入するヤバいレベルに高性能な1台
4眼カメラに5G対応! クラスを超えたミドルのSIMフリースマホ「HUAWEI P40 lite 5G」
2020年06月17日 11時00分更新
高い処理性能や5G対応を実現した「HUAWEI Kirin 820」
本機は処理性能も非常に高く、CPUには新開発のHUAWEI Kirin 820を搭載。メインメモリーが6GB、ストレージ容量は128GB(NMカードでの増設が可能)だ。価格帯としては3万円台後半のミドルクラスのはずだが、処理性能はハイエンドと呼べる数字を見せる。実際のベンチマークテストの結果も見てほしい。
総合性能を計測するAntutu 8のスコアは36万点台を記録。同価格帯のミドルクラスは15~25万点あたりの製品が多い中、1.5~2倍もの性能を実現している。
ハイエンドであれば、40~50万点台に達するので、そこまでには及ばないが肉薄していると言える。処理性能や電力効率については、2~3年前のハイエンドスマホは確実に上回っている。3Dグラフィック性能を計測する3DMarkの結果もほぼ同様の傾向だ。ミドルクラスのスマートフォンにありがちな、3Dグラフィックのゲームを動かすと処理性能や発熱に余裕がなくなる、といった動作状況とは一線を画す性能と快適さを実現している。
5Gネットワークにも対応。現在国内キャリアが5G展開に利用しているサブ6の周波数帯をカバーする。3万円台後半で、5G対応かつSIMフリー、そのうえデュアルSIM(5G+4GのDSDS対応)と、ネットワーク周りが充実したモデルはほかにない。すでにキャリアの5G対応SIMを契約している人や、今後のMVNOの5G対応への参入に期待している人は要注目だ。
ディスプレー、バッテリー、指紋センサー、
いずれにおいてもスマホとしての基本性能が高い
基本的な性能や使い勝手についても見ていこう。ディスプレーは約6.5型の縦長フルHD+(2400×1080ドット)液晶を搭載。縁がほとんどないデザインで、パンチホール型の約1600万画素カメラを左上に搭載する。
画面サイズは約6.5型と、前モデルの約5.84型より一回り大きくなっている。HDR10に対応し、色域もNTSC 96%と広い。実際に見ても、発色やコントラストともに満足できる品質だ。撮った写真や動画を綺麗に表示するだけでなく、高画質な映画配信サービスの視聴や、ビデオ会議の参加にも向いたディスプレーとなっている。
生体認証は、本体右側面の電源ボタンと一体化した指紋認証センサーと顔認証の両方に対応。マスクや手袋をつけた状態のどちらにも対応できる。
指紋認証センサーは本体を握ったとき、右手なら親指、左手なら人差し指が自然とかかる位置に配置。認証精度が高いうえに高速なので、本体を握ったと同時にスリープとロックを解除してすぐに操作し始められる。
バッテリーは4000mAhと大容量。カメラ撮影やゲームの利用が多い人も安心だ。SNSのアプリ利用が中心なら1~2日は十分持つ。また、バッテリーが減っても付属のACアダプターを使えば最大40Wの急速充電を利用できる。空の状態から30分で約70%まで充電可能だ。
カラバリはスペースシルバー、クラッシュグリーン、ミッドナイトブラックの3色。それぞれ背面のデザイン処理が異なっており、スペースシルバーはグラデーション、クラッシュグリーンは放射状の光沢、シンプルなブラックとなっている。
基本的な操作性だが、Android 10ベースのEMUI 10を搭載。大画面で使いやすいジェスチャー操作が基本になっている。さらに、指を3本下にスワイプするだけでスクリーンショットの撮影もできる。2画面操作を利用しやすくするマルチウィンドウドックも搭載。画面端から内側にスワイプするとドックが表示され、タップでアプリがフローティング起動、ドラッグすると2画面表示になる。
HUAWEI P40 lite 5GはHMS(Huawei Mobile Services)対応のスマートフォンなので、アプリのインストールは基本「HUAWEI AppGallery」を利用する。グーグルのサービスは、基本ウェブブラウザー上での利用となるほか、Google Playで配信されているすべてのアプリが使えるわけではないので注意したい。
現在はHUAWEI AppGalleryのアプリの数も増えつつあり、LINEなどのアプリも揃ってきたほか、ビデオ会議のZoomも利用可能だ。ちなみに、HUAWEI P40 lite 5Gを購入すると、NAVITIMEプレミアムコースを1年間利用できるキャンペーン(9月12日まで)も実施している。
SNS+絶景の撮影にはベスト! 価格以上のハードウェア性能が魅力
HUAWEI P40 lite 5Gで驚かされるのは、税抜3万円台後半という価格で、高画質カメラと高い処理性能、さらに5G対応という圧倒的なコストパフォーマンスを実現している点だ。手頃な価格で、SNS向けにカメラ画質が良いスマホを探している人に最適なモデルといえる。
また、アプリの運用や5Gなど、スマートフォンを深く活用したい人にとっても魅力的なモデルといえる。AppGalleryなどのストアで配信されているアプリを、オトクな価格で快適に楽しみたいといった用途にはピッタリなスマートフォンだ。
※HUAWEI AppGallery、AppGalleryはHuawei Technologies Co.,Ltd.の各国における登録商標又は商標です
ファーウェイ「HUAWEI P40 lite 5G」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 約6.5型液晶(20:9) |
画面解像度 | 2400×1080ドット |
サイズ | 約75×162.3×8.58mm |
重量 | 約189g |
CPU | HUAWEI Kirin 820 2.36GHz×1+2.22GHz×3 +1.84GHz×4(オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | ○(NMカード) |
OS | Android 10(EMUI 10.1) |
対応バンド | 5G NR:n1/n3/n28(TX:703-733MHz、RX:758-788MHz) /n38/n41/n77/n78/n79 LTE:1/2/3/4/5/6/7/8/12/17 /18/19/20/26/28/66/34/38/39/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
DSDS | ○(5G+4G DSDV) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
カメラ | アウト:約6400万画素(広角、F1.8) +約800万画素(超広角、F2.4) +約200万画素(マクロ、F2.4) +約200万画素(被写界深度) /イン:約1600万画素 |
バッテリー容量 | 4000mAh(最大40W急速充電対応) |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | スペースシルバー、クラッシュグリーン、ミッドナイトブラック |
市場想定価格(税抜) | 3万9800円 |
ファーウェイ、夏の新製品購入でプレゼントや特典が多数!
6月12日~7月31日までの期間、対象となるファーウェイの新製品を購入すると、抽選でビッグな賞品がプレゼントされる「ファーウェイ Summer キャンペーン」が実施。対象製品と賞品は以下のとおり。
・「HUAWEI P40 Pro 5G」の購入者
→抽選で300名に「HUAWEI WATCH GT 2e」
・「HUAWEI P40 lite 5G」「HUAWEI P40 lite E」の購入者
→抽選で各1000名(計2000名)に「HUAWEI Band 4」
・スマートフォン:「HUAWEI P40 Pro 5G」「HUAWEI P40 lite 5G」「HUAWEI P40 lite E」、PC:「HUAWEI MateBook X Pro NEW」、タブレット:「HUAWEI MatePad Pro」「HUAWEI MatePad」「HUAWEI MatePad T8」、オーディオ:「HUAWEI FreeBuds 3i」の購入者
→抽選で400名にJCB商品券5000円分
●ファーウェイ Summer キャンペーン開催の詳細はこちら
さらにHUAWEI P40 lite 5Gの購入者には、ファーウェイのクラウドサービス「HUAWEI Mobile Cloud」の15GB分のストレージが1年無料、NAVITIMEプレミアムコースの1年間使い放題キャンペーン(9月12日まで)も展開! 詳しくはファーウェイ公式サイトにて!
提供:ファーウェイ・ジャパン
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