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佐々木喜洋のポータブルオーディオトレンド 第26回

AudioFlingerについて解説

なぜ、Androidでは「Amazon Music HD」がハイレゾ再生にならないのか?

2020年06月01日 13時00分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

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Android標準のAudioFlingerは、48kHz/16bitの仕様

 下記のリンクはAndroidの音楽出力の仕組みを示したものだ。

Androidのオーディオシステム

 ここにある図表でHAL(Hardware Abstraction Layer)とは、ハードウエアに近い階層で、ドライバーを呼び出す部分だ。その直上にある、MEDIA SERVERが、以前Windowsの時に書いたオーディオ機能の「ミキサー」である。Androidでは「AudioFlinger」と呼ばれている。ちなみに「flinger」とは「投げる人」という意味の英語だ。

 ミキサーであるからには、ストリーミングアプリの音に限らず、OSのシステム音やゲームの効果音など、全てを「統一したビット数とサンプリング周波数」で扱う必要がある。Androidの標準は48kHz/16bitである。これは、図表のアプリケーション層の下に書いてある「AudioTrack」(Android標準の音楽出力プログラムインターフェース)を使用する限りは、常に適用される制限となる。

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