楽天モバイルは、携帯キャリアサービスの無料サポータープログラムから正式プランへの移行を5月1日に開始。筆者の回線も「Rakuten UN-LIMIT」に移行しました。
携帯キャリアとしての課題はまだまだ残っているものの、特徴をしっかり理解して使いこなせば、これほどお得なサービスは他にないと感じています。
■正式プランへの移行時に通信障害が発生
楽天モバイルが4月8日に開始した正式プラン「Rakuten UN-LIMIT」は、サービス開始と同時にアップデートを発表。auローミングエリアでのデータ通信を月間2GBから5GBに、超過時の速度制限は最大128kbpsから1Mbpsへと引き上げてきました。
一方、2019年10月から続いている無料サポータープログラムの利用者も、5月1日から移行を開始。しかし移行時には通信障害が発生し、筆者の環境でも1時間近く端末が「圏外」表示になってしまいました。
楽天が立ち上げた携帯キャリアの魅力の1つに、高価な専用ハードを必要としないソフトウェアベースの「完全仮想化」にあります。ただ、こうした障害がたびたび起きると、まだシステムを使いこなせていないのではないか、という印象を受けてしまいます。
5月1日には多くの人が在宅していたこと、被害を受けたユーザーには異例の1000ポイントを配布したこともあり、今回は大きな問題には発展していませんが、今後もポイントを配るような事態は避けてもらいたいところです。
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