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アスキー編集部、在宅ワークはじめました 第9回

在車で行こう! クルマの中から生放送配信/Zoomミーティングのススメ

2020年04月24日 15時00分更新

文● スピーディー末岡 編集●ASCII

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 気がつけば在宅勤務ももう3週間が過ぎようとしている。会社でできたことができなかったり、やや不便な部分もあるものの、家から一歩も出ずにPCの前で記事を書いたり、原稿を編集したり、関係者とメッセンジャーなどでやり取りするのもすっかり慣れた。

 しかし、20日から筆者の子どもを預けている保育園も全面的に休園となり、毎日子どもがいるのが現状だ。妻の仕事も減って、家にいることが多くなってきた。これまでほとんどできなかった「家族水入らず」な状況になったわけだが、ウェブ会議を使ったミーティングだと、さすがにちょっと困る。

 仕事の話の中には機密情報が含まれているものもあり、いくら家族とはいえそれを聞かれてしまうのはマズいし、仮に普通の話題だったりしても、そもそも裏で子どもの騒ぐ声が入ってしまうと、会議の緊張感がなくなってしまう。

自分のクルマが配信スタジオに!

 そこで思いついたのが、在車ミーティングだ。すでに編集部の盛田が在車ワークを進めているが、筆者はいまのところビデオミーティングのときのみ在車にしている。

 筆者なら、家にいると、記事制作中などに子どもが「遊んでアタック」をしかけてくるが、これは適当にあしらえるのでとくに問題はない。

 平時のテレワークならコワーキングスペースや喫茶店、場合によってはカラオケボックスなどに仕事を持ち込む方法も考えられる。とはいえ、外出ができない現状では無理。だったら愛車の中で、という考えに至ったのである。幸い、筆者がクルマを置いている駐車場は家の目の前なので、我が家の無線LANを拾える。これが決め手の一因でもある。モバイルルーターやスマホのテザリングを必要としないので、手間がひとつ減る。

 ということで、参考までに筆者の在車ミーティング環境を紹介したい。この機材でなきゃできないというワケではないので、好きな機材を選んでほしい。また、筆者のクルマはプジョー「207 GTi」。2枚ドア、セミバケットシートなので車内がやや窮屈だが、一般的なサイズのクルマならゆとりをもった環境が構築できるだろう。

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