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GIGABYTEの165Hz対応27型液晶「FI27Q」シリーズはゲーマーの要求をすべて備えたプロ仕様

文●宮崎真一 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

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各種ステータスを画面に表示できるのが便利
Windows上からも液晶ディスプレーの設定ができる

 さまざま機能は、底面のスティックボタンを操作して、OSDから有効/無効を切り替えるのだが、なかでも注目したいのは、「AORUSダッシュボード」と「OSDサイドキック」の2つ。

 AORUSダッシュボードは、CPUやGPUの各種情報をOSDで表示するというもの。現状、アプリケーションを使って情報を表示させているゲーマーは非常に多く、それが液晶ディスプレー側でサポートされるのは非常に使い勝手がいい。

 OSDサイドキックは、液晶ディスプレーのOSD設定を、Windows上のアプリケーションで行なうというもの。マウスで操作できるため使用感は良好で、なによりアプリケーションにすべての設定が一覧表示されるのでわかりやすい。

 OSDサイドキックを利用すると、OSDで設定する従来の手法が煩わしくなるほどだ。また、OSDで表示するタイマーやカウンター機能も備えている。MMORPGなどでモブのリポップ時間を管理する際に非常に重宝する。

本体底面に設置されたOSD操作用のスティックボタン。スティックの操作性はなかなか良好だ

AORUSダッシュボードを利用すると、画面左上にOSDでCPUやGPUの各種情報が表示され非常に便利。一部、取得できていない数値もあるが、これはマザーボードに依るものだろう

Windows上から液晶ディスプレーの設定が行なえるOSDサイドキック(Version B19.0822.1)。その設定のしやすさなど、操作性は抜群だ

FI27Q-PはDisplay Port1.4対応
帯域幅を拡張するHBR3をサポート

 最後に、各種インターフェースについても触れておこう。FI27Q-Pでは、映像入力用としてDisplay Portを1つと、HDMIを2つ搭載。このうち、Display PortはVersion 1.4に対応しており、帯域幅を拡張するHBR3をサポートしている。

 ただし、FI27Qでは、端子数は変わらないものの、DisplayPortはVersion 1.2のHBR2までしか対応していない。HBR3利用時の実効データレートは25.92Gbpsなのに対して、HBR2利用時は17.28Gbpsしかなく、両者には大きな開きがある。

 FI27Q-Pのみの独自機能は、HBR3による帯域幅の広さゆえに実現できていると言っていいだろう。そのほか、USB 3.0端子はアップストリームが1つに、ダウンストリームを1つ搭載。スピーカーは搭載されていないが、ヘッドフォン出力およびマイク入力用のミニピン端子が用意されている。

FI27Q-Pの背面インタフェース。左から順にヘッドフォン出力、マイク入力、HDMI×2、Display Port 1.4、USB 3.0(アップストリーム)、USB 3.0(ダウンストリーム)×2という構成。ただし、FI27QはDisplay Portが1.2までの対応となる

電源を内蔵するためACアダプターは不要。電源ケーブルのみで給電できる

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