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アスキー編集部、在宅ワークはじめました 第1回

家事と自己管理を制すれば、在宅時のパフォーマンスが上がるハズ

ポストコロナ時代のサラリーマンは、「主婦」と「フリーランス」に学べ(編集者 連続コラム)

2020年04月08日 19時10分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII

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 「働き方改革」や「クラウドサービス」の取材を通じて普段はえらそうなことを言っている。しかし、フル在宅で勤務を始めると、すでに1週間目から、ギブアップしそうな気持ちになった。

 アスキー歴24年目にして、初のフル在宅勤務を継続中の大谷イビサが、「理屈と実践」は本当に違うと感じた1週間を振り返ってみたい。

在宅勤務中、ベランダから失礼します

正直、仕事のパフォーマンスが上がらない

 新型コロナウイルスが感染爆発する前の重大局面として、3月25日に東京都知事の緊急会見があった。

 KADOKAWAグループでは、それ以前から在宅勤務を強く推奨してきた。これを受けて編集部でも基本的に出社せず、在宅勤務をする体制に移行している。出社には申請が必要で、当然のようにカフェやコワーキングスペースでの仕事もせず、自宅に待機せよというお達しだ。

 私は、休校措置となった2人の子供がいる関係で、3月初旬からスポットで在宅勤務をしていたが、フルタイムでの在宅勤務に相成った。

 アスキー入社以来、ノートPCを片手に外で仕事するのは手慣れていたが、さすがに2週間におよぶ在宅勤務は初めてである。とはいえ、TeamLeadersの媒体担当として、いろいろな本も読んできたし、働き方改革やリモートワークについてえらそうなことを語ってきたし、正直「リモートワークなんて余裕」かと思っていた。なにせ家なら電話もとらなくていいし、編集部内の余計な割り込みもないので、溜まりまくった取材の執筆にたっぷり時間をとれるはずだ。

 しかし、フル在宅勤務1週間目にしてけっこうしんどくなっている。なにがツラいかというと、仕事のパフォーマンスが激オチ君なのである。

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