20年前の写真を掘り起こしたら
意外とキレイに撮れてて驚いた
新型コロナウイルスの影響で外出自粛を求められている今日この頃、不要不急の猫撮影散歩も自粛しております。どうしようかな、そうだ、そんなときこそ昔撮った猫写真を整理する時間に充てよう。と突如思いたち、20年ほどさかのぼってみたのである。
20年前といえば20世紀最後の年である2000年。このときのデジカメ界といえばキヤノンが200万画素のIXY Digitalをひっさげて本格参入。これが大ヒットしたのが記憶に新しい(いや新しくもないか)。
それまでデジカメ界を引っ張っていたのはオリンパス、ニコン、富士フイルムの3社だったと記憶している。2000年はこぞって2~300万画素以上のハイエンドなコンパクトカメラを投入し、高画素時代が始まった。あの頃は200万画素あれば高画素だったのだ。
デジタル一眼レフはまだ黎明期。前年(1999年)にニコンが歴史に残るデジタル一眼レフ「D1」を発売。当時の一眼レフとしては破格の安さ(65万円だけど)で、わたしも予約して買ったのだった。
冒頭写真がその「Nikon D1」だ。公園へ作例を撮りに行ったら、人なつこい猫が気持ちよさそうに寝てたのである。横に置いてあるラバーダックは、たまたま作例用に持っていたもの。
対するキヤノンは2000年秋に「EOS D30」を投入。両者を中心にいずれ一眼レフもデジタルの時代になるかも……くらいの黎明期だったのである。
ちなみにミラーレス一眼なんて影も形もない時代。携帯電話といえば、この年の秋に初代世界初のカメラ搭載ケータイ「J-SH04」が発売されたのである。2000年はカメラ付ケータイ元年だったのだ。ちなみに画素数は11万画素だった。
さすがにJ-SH04で撮った猫写真はないので当時主流だったコンパクトデジカメで撮った猫へといこう。最初は春に発売された富士フイルムの縦型カメラ「FinePix 4700Z」。その作例を撮るために散歩してたら、踏切を渡るシャムっぽい猫を発見して慌てて撮ったのである。首輪もしてたので、この踏切も渡り慣れてるんだろなと思う。

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