特許庁、第1回「IP BASE AWARD」発表
知財戦略が優れたスタートアップらを初表彰
特許庁は3月19日、スタートアップおよび知財支援の専門家、エコシステムのベストプレーヤーを表彰する第1回「IP BASE AWARD」の表彰式を開催した。
IP BASE AWARDは、スタートアップ部門、知財専門家部門、エコシステム部門の各部門で、知財全般に関する取組において、意欲・先進性・注目度などの観点からめざましい取組をした個人・組織を表彰。各部門受賞者は、IP BASEユーザーへのアンケート実施により選ばれた自薦他薦を問わないアワード候補から、選考委員会により選ばれる。応募総数は69件。
スタートアップ支援に意欲的に取り組み、支援によりスタートアップの知財戦略構築に貢献している知財専門家を表彰する「知財専門家部門」には大谷寛 六本木通り特許事務所が選ばれた。
また、戦略的な知財権の取得、活用などを積極的に実施している未上場かつ創業5年以内のスタートアップを表彰する「スタートアップ部門」にはエクサウィザーズ。スタートアップに対し知財を積極的に活用した評価や支援、啓蒙活動を行なうなど、国内スタートアップエコシステムにおける知財意識の向上に貢献している個人(投資家、アクセラレータ、支援家など)、コミュニティ・団体を表彰する「エコシステム部門」には、マスターマインドビジネスコミュニティが表彰された。
さらに奨励賞として、知財専門家部門には山本 飛翔 中村合同特許法律事務所と、押谷 昌宗 特許業務法人IPXが選ばれた。スタートアップ部門としてビードットメディカルとカウリス、エコシステム部門として宇宙人クラブ、IP Bridgeが選ばれている。