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国内リーグ決勝戦でCAGが王座に! R6S愛一色のレインボーシックスフェスティバル レポート(後半)

2020年03月17日 17時10分更新

文● 市川 ●編集 ASCII

野良連合vsCAGの持ち味が発揮された決勝戦!

CAGの出場メンバー

野良連合の出場メンバー

 最後に、PC AILENWARE ジャパンリーグ チャンピオンシップ FINALの決勝戦を開始した。幾多の戦いを勝ち抜いてきた野良連合とCAGが出場。配信を通じて多くのユーザーに見守られる中、強豪チームによる戦いの火蓋が切られた。

ラウンド1はCAGが先取

プラントの駆け引きが上手すぎる野良連合

 第1マップは野良連合がピックした「海岸線」。ラウンド1はCAGの防衛が固く、野良連合の攻撃オペレーターは次々と倒れていった。結果、野良連合は制限時間内にプラントできず、CAGが最初の1本を勝ち取った。

 ラウンド2は野良連合が強引にプラントを仕掛け、1本を奪い返した。続くラウンド3も野良連合が先取。プラントの駆け引きの上手さが勝因であった。

第1マップはCAGの圧勝で終わった

 だが、ラウンド4以降は情報収集力に秀でたCAGに軍配が上がった。状況を素早くキャッチし、結果にコミットするといったプレイで野良連合を翻弄し、一気に勝利まで突き進んだ。

第2マップはCAGがピックした「カフェ・ドストエフスキー」

逆転のチャンスを狙う野良連合

CAGのGatoRada選手が怒涛のラッシュを決める!

 第2マップはCAGがピックした「カフェ・ドストエフスキー」。1本勝ち取ったCAGが有利であったが、野良連合は第2マップを抑えようと奮闘していた。このままでは後がない野良連合にとって、第2マップで逆転を図るほかない状況であった。しかし、ラウンド9で攻撃オペレーター「Ash」を操作するGatoRada選手(CAG)がラッシュを決めた瞬間、形成は完全に逆転。野良連合の抵抗むなしく、7対3でCAGが2度目の勝利を収めた。PC AILENWARE ジャパンリーグ チャンピオンシップ FINALはCAGの優勝で幕を閉じた。

互いの健闘を称えあう両チーム

トロフィーを掲げるCAGのメンバーたち

 お互いの強みが発揮された決勝を観戦して、プロリーグのような臨場感を終始味わえた。手に汗握る緊張の瞬間や、あっと驚くようなファインプレイに圧倒されっぱなしだった。観戦中、これがプロの戦場なのか、と心の奥底に熱き感情が何度も芽生えた。去年、愛知県で開催されたプロリーグFINALでも味わった、感動そのものであった。

CAGのメンバー

野良連合のメンバー

 その後、優勝チームのインタビューで2020年の目標について訊かれると、GatoRada選手は「世界大会に出場した経験はありますが、まだ一度も勝ったことがないので、今年は世界大会に出場してベスト4を目指したい」と意気込みを語った。世界へ羽ばたこうとするCAGの活躍に期待したいところ。

 レインボーシックス フェスティバルは、レインボーシックス シージへの愛とリスペクト、そしてeスポーツシーンの興奮を味わえるイベントであった。今年は新型コロナウイルスの影響で無観客で開催されたが、来年こそは多くのファンとともに絆を分かち合いたいものだ。これだからレインボーシックス シージは面白い!

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