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ASCII 春のベストセレクション 2020 第3回

ノートPCでは世界初!光学式キーボード搭載でスペックも文句なしのゲーミングノート最高峰「Razer Blade 15 アドバンストモデル」

2020年03月19日 11時00分更新

文● 石川ひさよし

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240Hz&FHDパネル、本体スペック側をフルに引き出すに十分な内部スペック

 ゲーミングプレミアノート「Razer Blade 15アドバンストモデル」の内部スペックは強力だ。ゲームにおける性能はCPUとGPU、そしてメモリやストレージなどがまんべんなく高いことが求められる。

 まずCPUは6コア12スレッドのIntel Core i7-9750H。末尾の「H」は、ノートPC向けのCPUとしては高性能なTDP 45Wモデルを意味している。通常のノートPCであればおよそ20W台のものを用いる。デスクトップPCと違い、ノートPCは大きな冷却機構を搭載できず、そのコストも考慮しなければならないからだ。Core i7-9750Hは違う。45W、デスクトップPC向けのハイエンドと比べれば半分だが、ノートPC向けとしてはTDP設定が高いCPUであり、その余裕の分コアを増やし、動作クロックも定格2.6GHz、ターボ時4.5GHzと高めている。つまり、マルチスレッドもシングルスレッドもより高いことを意味している。

 CPUも重要だが、3Dではこちらだろう。GPUはNVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Qを搭載している。GeForce RTX 2070をベースに、ノートPC向けに消費電力やスペックをチューニングしたGPUだ。GPUの性能および消費電力に大きく影響するのが動作クロックだが、with Max-Qはクロックを抑えることで発熱を抑制しつつ、GeForce RTX 2070同等のCUDAコアを搭載している。

 GeForce RTX 2070はご存知のとおりRTX 20シリーズのアッパーミドルGPUだ。上位にRTX 2080、下位にRTX 2060があるが、RTX 2080は4KやWQHDを視野に入れるGPU、RTX 2060はフルHD向けのGPU、そしてRTX 2070はフルHDかつ高画質を60fpsで楽しむためのGPUといったクラスと言える。

 いくつかベンチマークを紹介しておこう。PCの3D性能の指標として用いられるFuturemarkの「3DMark」では、DirectX 11標準テストのFire Strikeスコアが15553、DirectX 12テストのTime Spyスコアが6332ポイントだ。Fire Strikeの15000ポイント台のスコアは、フルHD&高画質を裏付ける十分な結果と言えるだろう。

 最近のゲームとしてロックスター・ゲームスの「Red Dead Redemption 2」のフレームレートを見てみよう。画質設定の「精密度プリセットレベル」を画質優先とした場合は、平均fpsが46.5973fps。60fpsを割り込むが最低fpsでは30fpsを割り込むことはなく楽しめる。プリセットレベルをバランスとした場合なら平均でも63.2948fpsまで向上し、60fpsを満たせるようになった。これでも十分に画質はよい。

 もう一つ、重量級ではあるが少し古く最適化も進んでいるエレクトロニック・アーツの「Battlefield V」では、DirectX 11の最高画質で72.04fpsと、こちらは60fpsをゆうに超える。常時60fps超を得たいなら中画質としたところで93.02fpsが得られているのでこれを参考にしてほしい。

 最後、比較的軽量とはいえある程度のGPU性能を必要とするバトルロワイヤル、Epic Gamesの「Fortnite」。これはフルHDで最高画質(DirectX 11)設定で111.92fpsを記録している。eスポーツタイトルでは画質よりもフレームレート優先とも聞く。画質を調節していけば120fps、144fps、240fpsにより近づけることも可能だ。

 そしてこれらゲームにおいて肝心なオプティカルスイッチキーボードの感触もなかなか良好だ。もちろん、モバイルということでひいき目なところはある。いわゆるUSB外付けのゲーミングキーボードは、当然メカニカルスイッチ、ストロークもキートップの形状も自由度があり快適さでは上をいく。

 ただし、オプティカルスイッチキーボードもタクタイルの小気味よいレスポンス、正確な反応がゲームプレイでも快適さを与えてくれた。とくに正確な反応は重要だろう。ストロークが深くてもメンブレンのキーボードの場合、押したつもりが反応していないようなこともある。いくつかのゲームタイトルをプレーしたが、とくにポジション調節など小刻みに移動を繰り返すような場合、WASDキーを連打することになるが、カチッカチッとレスポンスが感じられるので調節がしやすいとも感じた。いわゆるモバイルノートPCの、薄さのみを追求するキーボードとはまったく異なる感覚だ。

オプティカルスイッチキーボードの快適さはゲーム以外の効率も引き上げてくれる。

 オプティカルスイッチキーボードはこのようにかなり好感触だ。とはいえおそらく、薄型でも感触だけに限ればメカニカルスイッチのほうがよいのだろう。しかし、ノートPCがスリムさを追求する流れは変わらない。スリムさと快適な感触でバランスをとる必要があるならば、オプティカルスイッチキーボードは現時点での最適解だ。そして耐久性も高いとされる。コスト的に最上位モデルのみとなり、最上位モデルゆえに高価であることは確かだが、このキーの感触と、Razer Blade 15のスリムさなど本体デザインのバランス感覚は一度お手にとって試してもらうのが一番だろう。

 さて、話を戻すと実はもう一つ利用できるGPUがある。CPUに統合されたIntel UHD Graphics 630だ。3D性能が必要なシーンではNVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Qを用いる。一方、非3D時のように消費電力や発熱を抑えたいシーンではUHD Graphicsへと自動で切り換わる。15.6型ノートとしてはコンパクトな本製品、2kgを超える重量はモバイルと言うにはやや重めだが、バッテリーは大容量で公称80Whだ。少し持ち運んでみた。

 サイズ感から基本的に15.6型ノートPCに対応するバッグであれば余裕で収まる。モバイルの主流が1kg台前半なので1kg前後重い計算になるが、500mlペットボトル1本でも500gと考えればズッシリ重いというほどでもない……かもしれない。

 出先の喫茶店でこの記事のためのデータを集計してみたが、表計算データの入力などもやはり感触の反応のよいキーで行なうとストレスが少ない。普段、キーボードの感触がよいと言われるノートPCで執筆している筆者だが、オプティカルスイッチキーボードを押した時の感触は爽快に感じた。プチプチ感と言うのだろうか。音だけではなく反発力の点でも分かりやすく、打ち間違いがとにかく少なく感じられた。プログラマーや文字入力の多い作業をする方には、打ち損じが少ないことは生産性の向上に繋がる。性能はもちろんだが、普段の用途から快適というのは、メインノートPCとして利用する際に大きなポイントとなるだろう。

 ほかメモリは16GBでゲーム+αの同時起動も問題なく、ストレージは512GBのNVMe SSDで快適なレスポンスが得られる。ゲームの大容量化が進んでいるので本体ストレージのみでは多少心もとないが、本製品にはThunderbolt 3など高速なインターフェースもあるので、外付けHDD/SSDなどを活用できる。動画編集や写真の画像処理を行なう大容量のデータを扱うクリエイターにとってはストレージが不足しても解決できる。

「CrystalDiskMark 7.0.0」で計測。

性能だけでなく、ゲーム体験を含めてプレミアムな「RZ09-03137E02-R3J1」

 ゲーミングノートPCにおいてプレミアムとは何か。「Razer Blade 15 アドバンストモデル RZ09-03137E02-R3J1」を見れば、デザイン、性能だけでなく、ゲームを勝ち抜くための機能もそれらと高い次元で融合しているのが求められるのだろうと分かる。高性能と薄さの両立はほかにも採用例が少ない最新の冷却技術で、薄さに関してはオプティカルスイッチキーボードを採用するとともにその感触もスリムさのなかで最上のものと追求している。

 そして性能。Razer Blade 15 アドバンストモデルのなかでは「RZ09-03137E02-R3J1」が最上というわけではない。しかし、240Hz駆動対応のフルHDパネルというスペックを引き出すことを考えればよい選択と言えるだろう。そこはベンチマークのとおりだ。RZ09-03137E02-R3J1は315,800円(税別)なので価格もプレミアム。ただしここまで紹介してきたとおり、クリエイティブな作業を行なうユーザーにも不足のない高機能に加え、重量級ゲームを快適に行なえる性能だけでなく、ゲーム体験として最高の環境を入手できる。

(提供:Razer)

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