多機能スタンド採用で自分にあったディスプレー位置にできる

ワンクラス上の画面サイズがもたらす生産性アップと快適性、27型iiyama「ProLite XUB2792HSU」

文●飯島範久 図版●永野雅子 編集●ASCII

提供: マウスコンピューター

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27型だと同じ解像度でも見え方が違う

 「ProLite XUB2792HSU」は、27型の液晶ディスプレーでフルHD解像度。一昔前の主流だった21.5型はもちろん、最近流行りの23型クラスと比べてもドットピッチが大きく、文字はより見やすくなる。

ドットピッチが大きくなれば、そのぶん同じフォントサイズでも大きく見えることになる。21.5型だと0.248mm、23.8型の液晶だと0.275mm、本製品はドットピッチが0.311mmなので、かなり大きいことがわかる

 画面が小さいときに、文字が最適に見えるよう、Windowsの「ディスプレイ設定」で「拡大縮小とレイアウト」という項目が用意されている。理想は100%表示で、ドット・バイ・ドットとなり表示される情報量は最大化される。

 しかし、画面が小さいとドット・バイ・ドット表示では文字が小さくて読みづらくなるため、125%、150%、175%と25%間隔で拡大表示ができる(100から500%まで任意に設定も可能)。そうなると、拡大率に合わせて情報量は減っていってしまう。

 この1画面の情報量が減ることで、いちばん影響を受けるのは、エクセルだろう。1画面に表示されるセルの数がかなり違ってくるため、スクロール量がおのずと増えていく。そうなると、作業効率が低下してしまうため、生産性が上がらなくなってしまう。

 編集部では、フルHD表示の場合、13型クラスのノートPCで100%表示している人はほとんどおらず、21.5型のディスプレーで10人中5人、23.8型のディスプレーだと10人中8人が100%表示だった。

 それが、27型の本製品だと、全員が100%を選択。このクラスになれば、文字の見やすさから誰もが100%表示で利用するとともに、1画面に最大の情報量が表示できるメリットを享受できる。

左が100%表示、右が125%表示。少しの差でも1画面に表示される情報量はかなり変わってくる。

ノートPCと接続した場合は、それぞれのディスプレーの拡大率は変えられるので、本製品と組み合わせても100%で利用できる。