2月21日、KDDIによるスマホの新しい購入プログラム「かえトクプログラム」の提供が始まりました。特徴は自動車のような「残価設定型」で、高額化するスマホが買いやすくなる仕組みとして注目されています。
■最新折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip」も約12万円に
今春から始まる5Gサービスではスマホの高価格化がさらに進むと予想されており、単純な一括購入や分割購入では負担が大きくなりすぎる傾向にあります。
KDDIのかえトクプログラムは、スマホを2年間使用して機種変更し、もとの端末を返却すれば、機種ごとに設定された「残価」の支払いが不要になるというものです。
たとえば約18万円の縦型折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip」の場合、かえトクの残価は約6万円に設定されています。2年で機種変更すれば、約12万円の支払いで済むことになります。
総務省による規制にも抵触しません。通信と端末のセット割引は2万円までに制限されていますが、かえトクで端末を購入する際にauの回線契約は不要。誰でも利用できるので、価格設定はKDDIの自由というわけです。
この連載の記事
-
第270回
スマホ
iPhone値上げ、Pixel躍進──2022年のスマホを振り返る -
第269回
Apple
アップル「iPad(第10世代)」なぜ値上げ? -
第268回
iPhone
iPhone「mini」ユーザーはどこへ向かうのか -
第267回
Apple
アップル「M2 MacBook Air」M1ユーザー視点でレビュー -
第266回
スマホ
iPhone値上げ 高コスパAndroidにチャンスはあるか -
第265回
Apple
アップル製品の「壁」を取り払う新機能に注目 #WWDC22 -
第264回
スマホ
メガネをかけると大画面? 「Nreal Air」を試した -
第263回
ビジネス
在庫不足のアップル、コスト増のアマゾン──GAFA決算、各社の課題浮き彫り -
第262回
PC
出張用のPCやモバイル回線を見直した -
第261回
Apple
アップル「Mac Studio」Mac miniから買い換える価値はある? -
第260回
スマホ
楽天モバイル「Apple Watch」は新たな強みになるか - この連載の一覧へ