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16GBメモリーを搭載しているから一般的な作業や軽めの編集作業もバッチリ

第10世代Core&4Kディスプレーのデル「XPS 13」を取材用ノートPCに決めたワケ

2020年02月21日 15時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●市川/ASCII

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取材用ノートとして、第10世代Coreを搭載したデルの13.3型ノートパソコン「XPS 13(7390)」をチョイス

 取材用ノートパソコンとのお別れは突然だった。長いこと、「MacBook Pro 13 2013 Late」を酷使していた。とはいえ取材のときしか使用していなかったので、実際の運用年数は3年ほどだが。原稿を作成する分にはとくに困る点は感じなかった。が、そろそろ更新しないとなーと思っていた矢先、ある事件が起きた。なんとMacBook Pro 13 2013 Lateの画面が突然点灯しなくなってしまったのだ。おそらく、前日にちょっと激しくぶつけてしまうアクシデントがあり、それが原因だと思われるが……。

 作業真っ最中のことであり、また今後の取材日程もあったので、即納で条件を満たすものを急きょ探すことに。私が求めるノートパソコンの条件は以下のとおり。

解像度 4K
CPU 6コア/12スレッド以上
メモリー 最低でも16GB
ストレージ 512GB以上
物理サイズ 13.3型を上限
OS Windows 10
納期 可能な限り早く

 作業環境でいえば「MacBook Pro 13」になるのだが、Mac App Store以外で入手できるアプリケーションの実行に際し、macOS Catalina以降はデジタル署名とAppleによるチェックが実施されるようになった。それらをクリアしないとアプリケーションの起動はできないのだ。セキュリティの面でいえば、iOSと同じものにすべきなのだが、将来的に一部のアプリケーションが使用できなくなる可能性があったことと、だいぶお外でWindowsとイチャイチャしていなかったということで、Windows搭載モデルを購入することにした。物理サイズについての制限は、単純に取材用バックパックの収納と重量から。また昔ほど環境移行が手間ではなくなっているのも大きい。

購入の決め手となった製品情報。本機を購入時、2月13日まで提供していた20%オフクーポンを使用(2月20日現在は17%オフクーポンを提供中)

 そういうわけで、上記条件を満たすものを探しているなかで目に止まったのが、デルが販売するノートパソコン「XPS 13(7390)」だった。表題としては「XPS 13【新生活応援・即納】プラチナプラス(4Kタッチ・大容量メモリー&SSD・シルバー・Office H&B・スリーブケース付)」とあり、通常価格は22万5555円だが、17%オフクーポンを使うと18万7390円で購入可能だ(2月20日現在の価格。購入時は2月13日まで提供していた20%オフクーポンを利用)。なお、ディスプレーの性能がよい「XPS 13 2in1」も気になっていたが、執筆当時は即納モデルがなかったので断念(2月20日時点では、「XPS 13 2-in-1【即納】プラチナ(Office H&B付・ブラック)」が販売中)。

 XPS 13の具体的なスペックは、Core i7-10710U(6コア/12スレッド)、16GBメモリー(LPDDR3 2133MHz 16GHz)、512GB M.2 PCIe NVMe SSDになる。ほどよく上記条件を満たしているし、ディスプレーも13.3型で4Kだ。発注をする最中、そういえば欧米だと新しいXPS 13が発売済みと脳裏をかすめたが、待っているわけにもいかないので、ミヤモト・マサシが残したコトワザ「実際、ほしいときが買い時」に従うことにした。

オーダーから3日後に本体が届いた

右側面にはスピーカー、microSDカードスロット、USB 3.1(Type-C)、ヘッドセットジャックを備えている

左側面にはウェッジシェイプ ロック スロット、Thunderbolt 3×2、バッテリー ゲージ インジケーター、スピーカーを備えている

 オーダーから3日でXPS 13本体だけが先に到着した。スリーブケースは原稿作成時点で未到着なのだが、使用するかどうか分からないので、あまり気にしていない。

開封後、ただちに「CINEBENCH R20」の儀を執り行なった。CPUのスコアは1808pts、CPU(シングルコア)は456ptsとなった。16GBメモリーを搭載しているので、一般的な作業だけでなく軽めの画像編集などもこなせるだろう

 開封してすぐに「CINEBENCH R20」を実行。CPUのスコアは1808pts、CPU(シングルコア)は456ptsとなった。6コア/12スレッドに加えて16GBメモリーも搭載されているので、一般的な作業だけでなく軽めの画像編集などもバッチリこなせそうだ。

 動作に問題がないことを確認して、Google ChromeとCapture One、Lightroom、Photoshop、ATOK、そして秀丸大先生をインストールして環境移行の9割は終了。ログインをしたらだいたいの環境が整うなんて、実にイイ時代である。

 というわけで、第2回以降はXPS 13を使用した際のフィールや買い足した周辺機器などをお届けする。

XPS 13の主なスペック
CPU Core i7-10710U
グラフィックス インテル UHD グラフィックス
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD
ディスプレー 13.3型4KウルトラHD(3840×2160ドット)、タッチ対応
光学ドライブ -
通信規格 Wi-Fi 6(Killer AX1650)+Bluetooth 5.0
内蔵カメラ 約92万画素ウェブカメラ
インターフェース USB 3.1(Type-C)、Thunderbolt 3×2、microSDカードスロット、ヘッドセットジャック、ウェッジシェイプ ロック スロット
サイズ/重量 およそ幅302×奥行199×高さ7.8~11.6mm/約1.23kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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