あおり運転が急増中
2019年の“あおり運転”の検挙数が1万5000件を超えたというニュースがありました。道路交通法にはあおり運転という規定はないため、この数は車間距離保持義務違反の件数だそうですが、毎日40件以上あるってすごいですよね。
この検挙数、2013年以降は年々減少していて、2017年の検挙数は約7000件まで下がっていたそうです。それがそのまま下がり続けるのかと思いきや、2018年に突然1万3000件に跳ね上がったとのこと。
これはあおり運転が急増したというわけではなく、取り締まりが強化された結果だそうです。確かに、高速道路を走っていると電光掲示板に「あおり運転取締強化中」みたいな表示が出ているのをよく見かけます。
取り締まり強化のきっかけは、2017年6月にあおり運転が元となって発生した死亡事故。高速道路の追越車線に無理に停車させられたところに後続のトラックが追突し、夫婦が死亡、長女と次女が奇跡的に助かった事故です。マスコミで連日報道され社会問題化したことで2018年1月から取り締まりが強化され、その結果1.8倍もの検挙数となりました。
もちろん実際に増えている可能性もゼロではありませんが、いくらなんでも突然そんなに増えるわけはないので、やはり見つからずにいたあおり運転がそれだけたくさんあったということだと思います。
あおり運転対策のためドラレコを買いました
こうして取り締まりを強化し、それをさんざんアピールしているにも関わらず、2019年はさらに2000件増加という結果になってしまいました。その状況は警察庁も当然のように問題視していて、今後道交法を改正し、あおり運転について罰則付きの規定を設ける方針だそうです。違反点数は15点以上。一発で免許取り消しです。
また、高速道路上で進路を妨害して停車させるような重大な行為については別途規定を設け、刑法の暴行罪(2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金など)や強要罪(3年以下の懲役)と同等かそれらを上回る刑罰にするそうです。危険な運転を重大な犯罪と考えていることがわかりますよね。
罰則ができればさすがに減ると思いますが、それでもゼロになるのは難しいでしょうし、自分が被害者になる可能性もあります。その時に重要になるのが証拠となるもの。その現場にたまたま警察が居合わせて違反を現認するなんていう偶然はまずないので、自分でなんとかするしかありません。
一番の証拠は言わずもがなの動画です。というわけでドラレコことドライブレコーダーを買ってみました。comtecというメーカーの「ZDR025」という製品です。
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