このページの本文へ

単体販売終了のPCケース「COSMOS C700M」が買えるのはSEVENだけ!? コラボモデル販売の経緯とは

2020年02月28日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

COSMOS C700Mの左側面のサイドパネルには強化ガラスを用いているが、曲面加工を施しているため、1日に8枚しか生産できないとのこと

――今回、CPUクーラーにラジエーターが360mmサイズのものを採用していますが、この理由は何でしょうか?

中嶋氏:その理由の1つは、CPUにAMDの「Ryzen 9 3950X」を採用していることです。AMDは、3950Xの冷却に280mm以上のラジエーターを備えたオールインワンの水冷クーラーを推奨しており、今回はそれに即したものを選んだということになります。また、他の3950X採用PCで360mmサイズのCPUクーラーに変更するお客様がいらっしゃいます。COSMOSシリーズを選択いただくお客様がスペック重視の傾向にあることも踏まえ、今回は初めから360mmサイズのCPUクーラーを搭載しております。ですがその際、ラジエーターのサイズがネックとなり、すべてのケースに搭載できるわけではないという点はご理解いただければと思います。その点、COSMOS C700Mは、360mmサイズのラジエーターが難なく搭載できるサイズです。

西川氏:弊社には3950Xを搭載し、CPUクーラーにラジエーターが240mmサイズのものを採用しているモデルがあります。弊社が行なった負荷テストでは、最新モデルの240mmサイズの水冷クーラーであればまったく問題はなかったのですが、AMDが280mmサイズを推奨しているため、そこに不安を感じるお客様もいらっしゃるようです。そういった不安を払拭する意味でも、今回は360mmサイズを選んでいます。

中嶋氏:今回、CPUクーラーにはCoolerMasterさんの「MasterLiquid ML360P Silver Edition」を採用しています。このクーラーは、冷却性能が高いことももちろんなのですが、ホースが銀色なのがほかに見られない特徴だと思います。COSMOS C700Mにこの銀色が非常に映えていて、手前みそではありますが、ケースと合わせて金属感が強調されて、なかなかいい雰囲気になっていると思います。CoolerMasterさんによると、Silver Editionは360mmサイズのものしかなく、限定モデルではないですが、生産数はさほど多くないそうです。

水枕からホース、それにラジエーターに至るまで銀色でまとめられたMasterLiquid ML360P Silver Edition

神崎氏:このMasterLiquid ML360P Silver Editionは、実はCOSMOS C700Mに合わせて開発した簡易水冷クーラーとなります。海外ですと、COSMOS C700Mに合わせて高級感のあるクーラーが欲しいという声が結構あります。その声に応える形で、ホースに銀色を配したSilver Editionを用意しました。現在、Silver Editionがあるのは360mmサイズのこのモデルだけです。このクーラーの特徴の1つに、ラジエーターに装着された120mm角相当の3連ファンがあります。この3連ファンは一体成型されていますので、ファンごとの振動を抑えることができ、静音性の向上にも一役買っています。

西川氏(写真左)と神崎尚君氏(写真中央)、それに中嶋氏(写真右)。神崎氏によると、Silver EditionはCOSMOS C700Mに合わせて開発されたCPUクーラーとのこと

――このMasterLiquid ML360P Silver Editionは、ほかのモデルでもBTOで選べるようになりますか?

西川氏:はい。ただ、360mmサイズのラジエーターは先ほどのとおりケースを選ぶので、搭載できるケースを選んでいただいていることが前提になります。あと、ケースに余裕がないとケーブルの引き回しも大変になってきますので、どのケースなら選択可能になるかは、しっかりと検証してBTOに用意したいと思います。

神崎氏にMasterLiquid ML360P Silver Editionの説明を受ける西川氏と中嶋氏

右側面のサイドパネルを外したところ。ケーブルがかなりキレイにまとめあげられている

カテゴリートップへ