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【2020年提出】確定申告ガイド 第50回

【2020年提出】確定申告「e-Tax」のやり方

2020年02月19日 09時00分更新

文● ASCII

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 確定申告の受け付け時期は、税務署や市区役所が大混雑して、持ち込みの申告には時間がかかります。郵送するにしても、提出書類を印刷し、封筒や切手を用意するのはとても面倒です。

 e-Tax(電子申告)なら、自宅に居ながらスピーディーに申告できるのでとてもオススメです。また、2020年分の確定申告以降は青色申告特別控除額が65万円から55万円に減額され、e-Taxでの申告のみ65万円に優遇されます。まだe-Taxを試したことがない人は、今のうちにやってみて慣れておくのもいいかもしれません。

 人によっては、e-Taxは手続きが面倒なイメージがあるかもしれません。しかし、ここ最近でe-Taxの申告方式が改正され、マイナンバーカードがあれば簡単にできるようになりました。

国税庁、「e-Tax利用の簡便化の概要について」より ※画像をクリックすると国税庁の該当サイトに移動します

マイナンバーカード方式だと手続きがカンタン

 2018年提出分までの確定申告でe-Taxを使うには、事前に届け出をして、e-Tax用のIDとパスワードを発行してもらう必要がありました。前回(2019年提出)からは、事前の届け出やID、パスワードの入力が不要になり、マイナンバーカードだけで手続きできるようになっています。なお、マイナンバーがない人のための暫定措置として、事前に届け出ることでIDとパスワードだけでe-Tax申告ができる方式も用意されていますが、あくまで暫定的なものなので、マイナンバーカード方式での申告をオススメします。

 なお、ICリーダーライターがなくとも、あるものを使えば電子証明書の読み取りができるのをご存知でしたでしょうか。くわしくは「確定申告はe-Taxとマイナンバーカードが便利で簡単!」をご確認ください。

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