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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第574回

日本初の“エキナカ無人ラーメン店”

渋谷駅・カップ麺ステーションはロボット掃除機がお出迎え

2020年02月13日 18時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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渋谷駅内にハイテクなカップ麺ステーション!

 ごきげんよう、アスキーのモグモグ担当ナベコです。

 仕事をしているとアタマを使うからでしょうか、お腹が減ってしまう。ガッツリ食べたいという感じではなく、カップ麺かなにかで小腹を満たしたい、そんな時はありませんか。

渋谷駅に日本初のエキナカ無人ラーメン店

JR渋谷山手線外回りホームに2月14日から期間限定でオープンする「モッチッチ ステーション」。

 JR渋谷山手線外回りホーム上(恵比寿寄り)に、エースコックのカップ麺「ラーメンモッチッチ」をセルフで楽しめる「モッチッチ ステーション」が2月14日にオープンします。28日までの期間限定(土日の営業はありません)。

 エキナカでサッと寄れるため、軽食や小腹満たしにぴったりです。

 渋谷のJRのホームにはこれまでにもカップ麺の出店がありましたが、注目すべきは「モッチッチ ステーション」は日本初“エキナカ無人ラーメン店”という点。エースコック、日本マイクロソフト、アイロボットジャパンの3社がコラボレーションで最新の技術を組み入れています。従来よりもスマートにカップ麺が楽しめるとか。

カップ麺をスマートに食べられるハイテクスポットとは?

 カップ麺を提供するハイテクスポットとはどういうことでしょう。いち早く行って、モッチッチ、食べてきました!

自販機にエースコックの「ラーメンモッチッチ」2種。

 店内の自販機には「ラーメンモッチッチ ワンタン麺/野菜タンメン」が並んでいます。「ラーメンモッチッチ」はエースコックの中でも女性に人気のカップ麺ブランド。真空仕立てのモチモチ食感の麺が人気の秘密とか。

真空仕立てのモチモチ食感の麺が特徴。女性に人気とか。

 「ラーメンモッチッチ」の人気フレーバー「ワンタン麺」「野菜タンメン」が並びます。「ワンタン麺」は具材の満足感が特徴。「野菜タンメン」は野菜がたくさん入っていて、女性から支持を得ているそう。

「ラーメンモッチッチ ワンタン麺」

「ラーメンモッチッチ 野菜タンメン」各212円です。

 好きな「ラーメンモッチッチ」を自販機からとると、商品の料金が表示されます。

自販機内の重量でお客さんがとった商品個数を認識。決済はキャッシュレスです。

 お客さんが取った商品を重量で把握する仕組み。お会計はキャッシュレスでスマート。スイカなど交通系ICカードから電子マネー各種に対応します。

湯戻し時間のカウントが自動!

 用意されているポットで、お湯を注ぎます。

トポトポトポ。ハイテク技術がふんだんに取り入れられている店舗ですが、即席麺といえばポット。

 セルフでお湯を注ぐって、いかにも即席麺らしくていいですね。渋谷のエキナカにいながら家にいるような気分になって落ち着きます。

私は「ラーメンモッチッチ 野菜タンメン」を選びました。

おしぼり、お水などはセルフです。

特典として、オリジナルノベルティ「こフタ」がもらえます。カップ麺のふたを抑えるのにぴったり。コースターにもなりそう。カワイイ。

 「ラーメンモッチモッチ」は、湯戻し時間5分。席について、液晶の「タイマーを表示する」を押すと、ディスプレーにカウントを表示してくれます。

座席ブースはひとりずつ区切られています。

 驚いたことに、席についた時間からのカウントではなく、お湯を注いだ瞬間からカウントされていました。

湯戻し時間をカウント。

 実は、お湯の量やお水量、おしぼりといった備品はすべて、重量で認識されていて、どれくらい減ったか、というのが管理されています。

 また、店内にあるセンサーは人の移動を認識。お湯を注いだお客さんがどこに座るかまで把握します。そのため、お湯を注いだ瞬間からのカウントをふまえて、座席のディスプレーに映してくれるというわけです。

日本マイクロソフトのクラウドサービスMicrosoft Azureベースの「Smart Store」によるシステムを活用。おしぼりの数なども管理されています。

 自分でお湯は注ぐけど、自分でタイマーはカウントしなくていい! なんとスマート!

日本マイクロソフトのクラウドサービスMicrosoft Azureベースの「Smart Store」によるシステムを活用

 タイマーのカウントをしてくれるため、時間の計り忘れの心配がありません。また、お湯を注いでから、どこに座ろうか迷ってしまった時でも、時間のギャップに戸惑わなくて安心。

 お湯を注いでからの時間を自動でカウントしてくれるって、そこまで大したことないように聞こえるかもしれないけど、実際はとても便利。

モチモチ麺を堪能。帰り際は……

野菜たっぷり。

 「ラーメンモッチッチ 野菜タンメン」はあっさりしたスープでサラリといただけました。ホッと懐かしくなる味。キャベツ、チンゲンサイなど青菜もうれしいし、一番コーンの具材が好き。

弾力あるモチモチ麺。べちょっとしていないのが魅力。

ロボット掃除機「ブラーバ」が活躍!

 食べ終わったあとにも仕掛けがあります。通常は、お客さんが入れ替わるタイミングで店員さんが座席を掃除しますよね。

「お掃除開始」を押すと。

 ですが、モッチモッチステーションは無人店舗。そこで、このようにアイロボットが登場します。

ロボット掃除機「ブラーバ」が出動!

 食後、食器を片づけて液晶の「お掃除開始」を押すと、アイロボット「ブラーバ ジェット m6」が卓上をまんべんなく掃除してくれます。

拭き掃除もできるので、卓上の掃除も〇。

 ブラーバは“拭き掃除”もできるのが特徴。ロボット掃除機というと「ルンバ」や「ルーロ」といった“掃き掃除”のイメージがありますが、ブラーバは拭き掃除に対応するため、ラーメンを食べたあとの汁気もキレイにしてくれますよ。

 かいがいしく掃除してくれるブラーバに胸キュン!

 私はロボット掃除機が家にないのでとても新鮮でした。ロボット掃除機、お子さんにも喜ばれそうだな~。

各座席、Qi充電ができるようになっています。便利!

 「モッチッチ ステーション」は、キャッシュレス、自動タイマー、ロボット掃除機とハイテク要素が詰まった期間限定スペース。勝手がわからなかったらどうしよう、という心配もありません。サービスのオペレーション自体は無人ですが、店頭には案内のスタッフが常時いるとのこと。困ったことがあればすぐにきけます。

 なによりカップ麺なので、外食といっても価格が安いのが魅力。小腹満たしにぴったりです!

 渋谷に立ち寄った際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。営業時間は土日以外の11時から20時まで。飲みに行く前に軽く腹ごしらえしたい、という時にも使えるかも。

 なお、2月14日はオープン記念として、バレンタインデー<レディースデー>キャンペーンを実施。女性を対象に、アンケートに回答すると先着200名に「焼そばモッチッチ」を1個もらえるそうですよ。


<モッチッチ ステーション概要>
■実施日時:2月14日~2020年2月28日のうち、平日および24日(祝振替)含む、11日間 ※土日は実施致しません。
■営業時間:11時~20時
■場所:JR渋谷駅 山手線外回りホーム上(恵比寿寄り)
■対象商品:ラーメンモッチッチ ワンタン麺/野菜タンメン
■販売価格:①店内飲食 消費税10% 212円(税込) ②お持ち帰り2個セット 消費税8% 416円(税込み)
■決済方法:キャッシュレス決済

■関連サイト

ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪

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