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T教授の「戦略的衝動買い」 第566回

大人のブロック"nanoblock"で創るデコウオッチを衝動買い

2020年01月30日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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これだけのnanoblockを自由に組み合わせてデコれる。簡単そうで難しい

腕時計の増改築はやりたい放題が大切

 さて、本体とブレスレットの長さ調整が終われば、さっそくnanoblockを使って腕時計の増改築をやってみよう。円筒形のジョイント部が1個の小さなものから、16個の大型サイズまで数種類のnanoblockを組み合わせて作る。

家族に任せたらでき上がってきた……もはや時計の領域を遥かに逸脱している。想定外な造形ともうこれ以上ない不安定感が最高だ

 腕時計だからと言って変に遠慮せずに、まずはやりたい放題が大切だ。比較的自由にnanoblockを積み上げることのできるブレスレット。かなりの制約はあるが、なかなかチャレンジしがいのある腕時計外周のベゼル周囲部分。その両方の狭い敷地に、いくつかの腕時計にはあり得ないような造形物も何度か作ってみることで、どんなデザインや造形がnanoblock timeに向いているのか自然とわかってくる。

筆者の音読み名の3文字を造形したみたいだが、これもとても腕に装着するイメージとは思えない

 nanoblock timeでは、腕時計の常識や伝統などにとらわれず、いろいろ無茶をやってみることができるのが最大のおもしろさだ。残念ながら、基本的に方形のnanoblockを使用して曲面を表現するには、より多くのnanoblockを使う必要があり、どうしてもでき上がりサイズは、結果的にかなり大きめの立体物となってしまう。腕時計という腕に装着するという本来の使命からすれば、そこは矛盾のあるところだ。

無重力エリアでは実現性のありそうな宇宙戦車みたいなスタイルだ。腕時計としてのデコなら問題あるかもしれないが、nanoblockならこのくらいはやってみたい

 一般的には、取説ガイドに照会されているように、腕時計オーナーのイニシャルなどをnanoblockを用いてできるだけ平面的に作って、ブレスレットに固定するのが安直な方法だろう。しかし、それではnanoblockのおもしろさが半減するので、筆者は、家族も一緒になって敢えてできる限り立体的で高さのあるモノを、カラーコンビネーションに重点をおいていくつか作ってみた。

実用面に少しだけ配慮しながらできる限りけデコしてみた。ベゼル周囲の4つのnanoblockには明らかに無理がある感じだ

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