高機能ストレージ「Drobo」でデジタルライフをアップデート 第5回
増え続けるHDDにノー!
複数HDDに分散したデータを「Drobo 5C」にまとめて快適に
2020年01月22日 11時00分更新
Drobo 5Cを導入して既存のHDDを活用しよう!
ここまでに紹介したようにDrobo 5CはHDD2台から気軽に使い始められ、必要になったタイミングで増設・交換して容量アップを図ることができるのが利点だ。
ここでは、その特徴をフルに生かして「HDDカオス状態」を解消する方法を、Drobo 5Cのセットアップから順を追って紹介しよう。大まかな作業の流れは次の通り。
1:Drobo Dashboardのインストール
2:HDD2台の取り付け
3:配線と電源投入
4:フォーマット
5:既存の内蔵HDDのデータをDroboに移行
6:既存の内蔵HDDをDroboに取り付け
まずは、Droboを使いこなす上でなくてはならない管理ツール「Drobo Dashboard」を入手しよう。
米Drobo社のWebページ「https://www.drobo.com/docs/」で無料配布されているので、ブラウザでアクセスし、「Drobo 5C」のイラストをクリック。Windows版とMac版のダウンロードリンクが表示されるので、自分の環境にあった方をクリックして最新バージョン(執筆時は3.5.0)をダウンロードし、インストールウィザードの指示にしたがってインストールする。
ソフトウェアのインストールが済んだら、3.5インチHDDを2台取り付ける。今回は新しいHDDを用意したが、使っていない手持ちのHDDがある場合はそれを利用してもいい。どちらの場合も手順は同じ。
HDDを取り付ける際は、まず本体正面のロゴマークがついたカバーを取り外す。このカバーはマグネット吸着式なので、指を引っ掛けて簡単に取り外せる。
カバーを外すとディスクスロットが見えてくるので、そこにHDDをまっすぐ差し込めばいい。スロットの左側にあるグレーのレバーがカチッと引っかかって固定されれば取り付け完了だ(逆に取り外す時は、このレバーを押さえるとHDDの先端が少し飛び出してくるので、それを引っ張り出せばいい)。
同様の手順でHDDを2台取り付けたら、電源ケーブルをつなぎ、データ用のUSB 3.0ケーブルをDrobo本体とWindows PCやMacに接続する。
あとは本体背面の電源スイッチを押して「Drobo 5C」を起動すれば準備が整う。初回起動時は初期設定などが行われるため少し時間がかかるが、正常に起動するとドライブを取り付けたスロットのLEDが点灯するので、それを確認したら次のステップに移ろう。
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