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業界人の《ことば》から 第375回

CESで高い評価を得たNECブランドのPCは米国で売れるのか

2020年01月21日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集● ASCII

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今回のことば

「NECは米国市場向けに、PCをもう一度投入する。日本でナンバーワンの国内PCメーカーとして、米国市場にチャレンジしたい」(NECパーソナルコンピュータのデビット・ベネット社長)

米国市場にLAVIEシリーズを投入

 NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は、2020年3月から米国市場向けに、NECブランドのPC「LAVIE」シリーズ3機種を投入する。レノボの直販サイトであるlenovo.comを通じて販売する。

 約837gの軽量化と、15.5mmの薄型化を図ったモバイルノートPC「LAVIE Pro Mobile」、ガラス素材を採用したデザインと高い性能を実現したスタイリッシュノートPCの「LAVIE VEGA」、ディスプレーから高音質なサウンドを出すことができるCrystal Sound Displayを搭載した「LAVIE Home All-in-one」の3機種だ。

 いずれも米国市場にはあまりないタイプの製品であり、NECパーソナルコンピュータのデビット・ベネット社長も「日本発のPCとして、尖っている製品を選んだ。外資系メーカーにはないPCだと考えている」と語る。

 LAVIE Pro Mobileの最大の特徴である薄型化、軽量化は、これまで米国ではそれほど重視されてこなかった仕様である。薄型化、軽量化するならば、むしろ堅牢性を重視してほしいという要望が高い。

 また比較的、低価格のPCが求められる米国市場のなかで、LAVIE VEGAは2099.99ドルという価格設定であり、こうした製品が受け入れられるかどうかは未知数だ。

 さらに、オールインワンタイプのPCは、米国ではまったく売れていない状況にある。日本に比べて部屋が大きく、タワー型PCなどが設置できる環境において、省スペース化を狙ったオールインワンPCはあまり必要とされていないという背景もあるからだ。ここに、LAVIE Home All-in-oneが風穴を開けられるかどうかが注目される。

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