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CES 2020レポート 第44回

チキン、ベーコン、チーズ。意外に、胃もたれせずおいしく食べられる

米ケンタッキーで、超アメリカンなチキンサンドを食べた

2020年01月16日 11時00分更新

文● 貝塚 編集● ASCII

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ボックスで渡される

米ケンタッキーの独自メニューを食べる

 米ラスベガスで、1月5日から10日までCES 2020が開催された。

 現地取材へ行き、ロサンゼルス空港でラスベガス行きの飛行機に乗り換えたのだが、乗り換え時間までに3時間ほどの余裕あり、ケンタッキーに立ち寄ったのでレポートする。

 私が寄った店舗では、サンドウィッチとポテト、ドリンクをセットにした「Meal」メニューが中心に販売されていた。

中身はご覧の通り

 メニュー名を控えるのを忘れてしまったのだが、注文したのは、バンズでチキン、ベーコン、チーズをサンドしたメニューだ。

 価格は10ドルか11ドル前後だったと記憶している。日本の「チキンフィレサンドセット」だと700円で購入できるから、価格帯は日本と比べて、やや高めだ。

アメリカンテイストを楽しんだ

 食事はボックスで提供される。中にバーガーとポテトが無造作に入っており、日本のきめ細やかな包装や提供の仕方を基準にすれば、若干、雑に感じる部分はある。ただ、食べやすいように入れてあり、大きく崩れてはいないので、戸惑うほどではない。

上のバンズを開くと、こんな感じ

 メニューの写真で見たときは薄いチキンが挟まれているのかと思ったが、分厚く、細長いチキンが2本挟んであった。またベーコンはじっくり火を通して、油分がだいぶ抜けているので、それほどしつこさは感じない。チキン、チーズにトッピングして、ベーコンの風味を上乗せしているイメージだ。

完全にはみ出しているが、気にせずかぶりつこう

 バンズに対して、中の具が多いと思う。完全にはみ出しているが、それを気にせずかぶりつくスタイルで食べるようにできている。アメリカを感じる部分だ。

 バンズはかなりクオリティーが高く、日本のケンタッキーのものと比べても、ほとんど同水準の柔らかさと味わいだった。チキンの味についても同様で、日本でケンタッキーを食べ慣れていれば、よく慣れた、いつもの味だと感じるはずだ。

 チキン、ベーコン、チーズという組み合わせはいかにもヘビーで胃がもたれそうだが、「意外と普通に食べられてしまう」というのが感想だ。ソースを使っていないので、それぞれの味がはっきりと感じられ、味付けも濃すぎないのが理由だと思う。

Seasoned Potato Wedgesがおいしかった

 異なるのは、ポテトが日本のように細長い塩味のものではなく、「Seasoned Potato Wedges」と呼ばれる、スパイスで味付けをした皮付きポテトである点。これが非常においしく、ポテトだけでも満足感がある。

 日本で似ているものを挙げるなら、ピザチェーンのシェーキーズで出てくる、味付きのポテトだ。さすが、ジャガイモがたくさん採れる国だけあって、ポテトはマクドナルドで食べても、ケンタッキーで食べても、売店で買ったものを食べても、ほどよくカラッとして、中身が詰まっており、おいしかった。アメリカンなバーガーも含め、機会があればぜひチャレンジしてほしいメニューだ。

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