米ケンタッキーの独自メニューを食べる
米ラスベガスで、1月5日から10日までCES 2020が開催された。
現地取材へ行き、ロサンゼルス空港でラスベガス行きの飛行機に乗り換えたのだが、乗り換え時間までに3時間ほどの余裕あり、ケンタッキーに立ち寄ったのでレポートする。
私が寄った店舗では、サンドウィッチとポテト、ドリンクをセットにした「Meal」メニューが中心に販売されていた。
メニュー名を控えるのを忘れてしまったのだが、注文したのは、バンズでチキン、ベーコン、チーズをサンドしたメニューだ。
価格は10ドルか11ドル前後だったと記憶している。日本の「チキンフィレサンドセット」だと700円で購入できるから、価格帯は日本と比べて、やや高めだ。
アメリカンテイストを楽しんだ
食事はボックスで提供される。中にバーガーとポテトが無造作に入っており、日本のきめ細やかな包装や提供の仕方を基準にすれば、若干、雑に感じる部分はある。ただ、食べやすいように入れてあり、大きく崩れてはいないので、戸惑うほどではない。
メニューの写真で見たときは薄いチキンが挟まれているのかと思ったが、分厚く、細長いチキンが2本挟んであった。またベーコンはじっくり火を通して、油分がだいぶ抜けているので、それほどしつこさは感じない。チキン、チーズにトッピングして、ベーコンの風味を上乗せしているイメージだ。
バンズに対して、中の具が多いと思う。完全にはみ出しているが、それを気にせずかぶりつくスタイルで食べるようにできている。アメリカを感じる部分だ。
バンズはかなりクオリティーが高く、日本のケンタッキーのものと比べても、ほとんど同水準の柔らかさと味わいだった。チキンの味についても同様で、日本でケンタッキーを食べ慣れていれば、よく慣れた、いつもの味だと感じるはずだ。
チキン、ベーコン、チーズという組み合わせはいかにもヘビーで胃がもたれそうだが、「意外と普通に食べられてしまう」というのが感想だ。ソースを使っていないので、それぞれの味がはっきりと感じられ、味付けも濃すぎないのが理由だと思う。
異なるのは、ポテトが日本のように細長い塩味のものではなく、「Seasoned Potato Wedges」と呼ばれる、スパイスで味付けをした皮付きポテトである点。これが非常においしく、ポテトだけでも満足感がある。
日本で似ているものを挙げるなら、ピザチェーンのシェーキーズで出てくる、味付きのポテトだ。さすが、ジャガイモがたくさん採れる国だけあって、ポテトはマクドナルドで食べても、ケンタッキーで食べても、売店で買ったものを食べても、ほどよくカラッとして、中身が詰まっており、おいしかった。アメリカンなバーガーも含め、機会があればぜひチャレンジしてほしいメニューだ。
この連載の記事
-
第48回
デジタル
ASUSがNUC 9向けに開発したRTX 2070 MINIとは?:CES 2020 -
第47回
デジタル
CES 2020でMSIが公開した300Hz対応ノートPCやサブ液晶つき湾曲ディスプレー -
第46回
PC
CORSAIR、同社初となる空冷クーラーや複数ブランドの新製品をCESにて発表 -
第45回
グルメ
アメリカのマクドナルド、日本とどう違う -
第43回
AV
CES 2020でSHURE初トゥルーワイヤレス「AONIC 215」を試した -
第42回
TECH
CES 2020 ネットギアがWi-Fi 6対応製品を展示 -
第41回
デジタル
Razerが新NUC採用ゲームPC「Razer Tomahawk」CES 2020で展示 -
第40回
PC
Kingstonは、CESにてGen4対応のSSDやQi対応ゲーミングヘッドセットなどを公開 -
第39回
Audio & Visual
クリエイティブ、「Super X-Fi Gen2」を発表、未発表のイヤホン・ヘッドホンも多数展示 -
第38回
Audio & Visual
JBL初のゲーミングヘッドホンがかっこいい! Harman/KardonやAKG新製品もズラリのCES ハーマン - この連載の一覧へ