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CES 2020レポート 第11回

ついにPS5のロゴ発表! 試作自動車まで盛りだくさんのソニープレスカンファレンス

2020年01月07日 22時00分更新

文● 折原一也 編集● ASCII

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360 Reality Audioはワイヤレススピーカー、サウンドバーを展開

 ソニーの没入感のある立体音場技術「360 Reality Audio」については、新たにワイヤレススピーカーとサウンドバーによる参考展示品を出展。「360 Reality Audio」はソニーが昨年のCESで初披露して以来、日本では12月より「AmazonMusic HD」を通して楽曲の配信がスタートし、スマートスピーカー「Echo Studio」での再生に対応。

 ソニーによる再生環境としては試作展示で先行していたヘッドホンに続いて、ワイヤレススピーカーとサウンドバーが追加される形。「360 Reality Audio」は車載採用の予定もあり、モビリティー技術の試乗車「VISION-S」でも搭載済みだ。

プレスカンファレンスでも言及された「360 Reality Audio」

左よりワイヤレススピーカー企画の河合氏、サウンドバー企画の岡田氏、「360 Reality Audio」担当部長の岡崎氏、車載設計の佐々木氏

 サウンバーの参考出展は、バースピーカー本体だけでなくリアスピーカー、サブウーファーの構成でデモ。フロント3ch、上方向の2ch、リア2ch、サブウーファーのスピーカーに対してオブジェクトを再配置。

 ソニーのサウンドバーは元もとホームシアター向けにソニーが自社開発するデジタル音場処理技術をベースとして「360 Reality Audio」の立体的な音場を再現している。

サウンドバー本体にサブウーファー、リアスピーカーを加えた構成のデモ

 ワイヤレススピーカーの参考展示は、2.1chのユニット構成のワンボディースピーカー。左右のビームツィーターが上向きに搭載することで高さ方向を再現すると共に、1基のフルレンジユニットで音を拡散させる構造だ。

 セットアップ時に部屋の音響特性のキャリブレーションをする形で音の広がりを把握し、「360 Reality Audio」コンテンツに含まれるオブジェクトデータを解析して各ユニットに再配置することで、部屋中に音を満たすような音場を再現する。

ワンボディーのワイヤレススピーカーでもデモを実施

 実際に「360 Reality Audio」を配信しているTIDALの音源によるデモを聴いても、サウンドバーは全方位の音の再現と足元も含む立体的な音の定位感を再現。

 ワイヤレススピーカーの天井や左右の広がりを部屋のどこでも再現する効果は、今までの音楽リスニングとは異なる音楽体験。なお、既存音源の360 Reality Audio化アップコンバート技術も検討中とのこと。

5G通信、スポーツ中継、立体視に向けた技術も発表

 ソニーブース内には他にもクリエイターに向けた、ソニーの提供する数多くの技術を出展。

 5G技術を用いた高画質でリアルタイムの映像伝送、スマートAIを用いた競技映像解析による映像体験の提案、セットを3Dで取り込み撮影に利用できる「Atom View」によるバーチャル制作、高速ビジョンセンサーや顔認識アルゴリズムを用いいた「視線認識型ライトフィールドディスプレー」による裸眼3D、映像制作現場に向けた「クリスタル LED ディスプレーシステム」と、クリエイターに向けてもさまざまな技術提案がなされていた。

昨年12月に実証実験を行った放送用カメラに「Xperia 5Gミリ波帯対応デバイス」を取り付けたシステム

卓球のプレー映像をAIでリアルタイム映像解析。CGキャラクターでプレーの再現も可能

映画『ゴーストバスターズ』の背景セットを3D空間キャプチャーで取り込んだバーチャル制作のセット

「視線認識型ライトフィールドディスプレー」による超高精細の裸眼3D技術

4K×2Kの「Crystal LEDディスプレイシステム」(220インチ)をクリエイター向けに提案

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