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業界人の《ことば》から 第373回

なぜJEITAの会員企業が増加しているのか

2020年01月06日 08時00分更新

文● 大河原克行、編集● ASCII

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5G導入の取組みを進める

 JEITAとしても、5Gに対する取り組みを加速する姿勢を示す。すでに、5G研究会を立ち上げ、「政府と協力しつつ、企業の積極的な研究開発、人材育成、設備投資などを通じた5G導入促進に向けた取り組みを進める」と語る。

 ここでは、先般公表された「5G投資促進税制」に関しても言及。

 「国際的な枠組みのなかで、日本がプレゼンスを発揮するためには、日本の強みであるITとOTをソフトウェアで組み合わせ、付加価値の高いソリューションを提供するローカル5G市場を国内で早期に立ち上げ、海外市場へ示していくことが極めて重要である。この税制措置により、日本のローカル5G市場の立ち上がり時期が前倒しされることを期待している」と語る。

 5G元年を迎え、JEITAにとっても、これが欠かせないキーワードになっている。ネットワークの融合という点でも、業界の枠を超えたものになる。

 JEITAの会員数が増加している背景には、最新のトレンドをとらえ、業界の枠を超えた課題に取り組んでいる点が見逃せないといえそうだ。

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