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あいかわらず売れてる国内PC、出荷実績が1200万台を突破、Windows XP特需に沸いた2013年以来

2021年04月26日 09時00分更新

文● 大河原克行 編集●ASCII

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 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した、2020年度(2020年4月~2021年3月)の国内パソコン出荷実績によると、出荷台数は前年比27.5%増の1208万3000台、出荷金額は0.7%減の8862億円となった。

JEITAによるPCの3月出荷実績

 1200万台を突破したのは、Windows XPのサポート終了に伴う買い替え需要に沸いた2013年度に1210万9000台を出荷して以来、7年ぶりのこと。過去最高台数の更新には、約2万6000台に迫るという好調ぶりだった。

台数に対して金額は伸びず、GIGAスクール構想の影響がみられる

 2020年度の出荷実績が、前年度には、Windows 7のサポート終了による特需があったものの、それを約1.3倍も上回る出荷台数を記録した一方で、金額ベースではわずかに前年割れとなったのは、いずれもGIGAスクール構想の影響によるものだ。

 政府主導で進められたGIGAスクール構想では、2020年度に、小中学校において1人1台環境の端末整備が進められ、全体では約750万台が整備されたとみられている。JEITAの出荷統計は、参加しているメーカーだけの自主統計としての集計であり、日本HPやデル・テクノロジーズが参加していない。国内PC市場全体の約7割をカバーしているとみられている。そのため、GIGAスクール構想による約750万台という数字がそのまま当てはまるわけではないが、出荷台数に及ぼしたプラス効果は極めて大きい。

 実際、GIGAスクール構想による導入が限定的だった2020年度上期(2020年4~9月)は、前年同期比1.8%減の495万2000台だったが、導入が本格化した下期(2020年10~2021年3月)は、60.9%増の713万1000台と、一転して急成長を遂げている。なお、下期の出荷台数としては、現行体系となった2007年度以来、過去最高の実績となっている。

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