広角+望遠のデュアルカメラは
盛らずにナチュラルに撮れる
背面のデュアルカメラは、広角(約1200万画素/F値1.8)+望遠(約800万画素/F値2.4)という組み合わせ。望遠カメラによって光学2倍ズームで撮れるほか、背景をぼかして、被写体を際立たせることもできます。
実際に撮ってみたところ、“ありのまま” に撮れるというのが率直な感想です。最近は、肉眼で見えるよりも明るく、鮮やかに撮れる機種が多いですが、Xperia 8のカメラは、リアルに近い色調や明るさで撮れます。室内でフラッシュなしでは、それなりに暗めに写り、夜景も空は暗く、光が際立つように撮れます。13種類のシーンと4つのコンディションを自動で認識して、最適な設定が行なわれる「プレミアムおかませオート」と搭載していますが、リアリティーを優先して、そんなに盛ってくれない印象です。
インカメラはF値2.0で、約800万画素。わりと広い画角で撮影できるので、背景を生かすセルフィーが撮りやすく、3人くらいまでなら、手持ちでグループ自撮りができそうです。なお、ナチュラルに撮れるアウトカメラとは逆に、インカメラは「ポートレートセルフィー」という補正効果で、盛ることができます。
この連載の記事
-
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する - この連載の一覧へ