早く済ませたいならオイルが温まった状態で
では、抜いてまいりましょう。最近はハンドポンプ式のものがあって静かで結構なんですが、少々大きく置き場所を取るうえ、4000円から7000円ほどとお高い。そこへ行くと電動ポンプは2000円もしません。中華人民共和国の方角に手を振りながら、電気で抜いていくことにしましょう。
チャチャっと済ませるコツは、走行後、ある程度オイルが温かい状態で抜くことです。冷たいオイルは硬く、ポンプの抵抗になるため、抜くのに余計時間がかかります。逆にホースやポンプの耐熱温度を考えると熱すぎてもいけません。走行直後のオイルは90度前後のはずですから、そこも気をつけた方が良さそうです。
いろいろと気をつけましたら、吸引ホースをオイルレベルゲージの穴に差し込み、排出ホースをオイル受けに入れ、電源クリップをバッテリーにつなげば準備完了。ここでバッテリー上がりを気にしてエンジンを回しながらやると、エンジンが大変なことになるのでやめましょう。
廃油受けにはウインドウォッシャー液の空容器を用意しました。これは新油を注入する量の目安として、抜けた量をチェックするためであります。ちなみにロードスターRFのエンジンオイルは、オイルフィルター込みで4.3リットル、オイルのみで4.1リットル入ることになっておりますが、もちろん全量は抜けません。
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