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前田知洋の“マジックとスペックのある人生” 第103回

最新のiPadOSでSSDが認識しない?そんなときは…!?

2019年11月12日 12時00分更新

文● 前田知洋

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 最新のiPadOSで認識しなかったBUFFALO社製の外付けSSD(SSD-PGC240U3-BA)。今回は、拙コラム「新しいiPadOSで外部ストレージを試してみた」のハッピーエンドな続編です。

 なんと、10月23日にBUFFALO社からリリースされたファームウェアを更新したところ、何事もなく認識するようになりました。ウレシー!!

前々回のコラムでは気丈夫なことを言ってましたが…

 BUFFALO社製の外付けSSD(SSD-PGC240U3-BA)の利点は、USB Type-AとUSB Type-Cのケーブルが同梱され、どちらも接続できるところ。そんなことを理由に「iPadOSで認識しないけど、iMacで使えるからいいやぁ…」と、前回負け惜しみを言っておりましたが、じつは我家の不良債権になっていました。ちなみに6000円ほどで購入しました…。

 ところが、何気なくBUFFALOのサポートサイトを見ると、ファームウェアがアップデートされていました。これは一筋の希望の光なのでしょうか…。

「https://www.buffalo.jp/support/download/detail/?dl_contents_id=62073」より抜粋

 ただし、ファイル名や対応OSをご覧いただくとわかるとおり、Windowsのみでしかアップデートできませんので注意が必要です。

 筆者はゲーム用のPCも利用しているため、無事にダウンロード&アップデートが完了しました。

NTFS?HFS+? 悩んだのはフォーマット

 悩んだのはSSDのフォーマット形式(ファイルシステム)です。市販されているHDDの多くはFAT32でフォーマットされていることがほとんど。その理由はMacでもWindowsでもすぐに使えることから。説明書によると、今回購入したBUFFALO社のSSDの出荷時フォーマットは「NTFS」。NTFSは、FAT32では扱えない2TB以上のドライブや4GB以上のファイルも管理できる利点があります。最近は大きな映像テータなどを取り扱うユーザーも増えてきました。

 「iPadOSに最適のフォーマット形式って…?」と、海外のサイトなどを参考に「Mac OS 拡張」(英語では HFS+ )をとりあえず選びました。フォーマットは、MacOSの「ディスクユーティリティ」を使用。

ドライブの名前は「BUFFALO SSD」に。そのまんまですが…(笑)

これであっさり認識。ファイルの読み書きも快適

 筆者が試した環境は、iPad PRO(12.9インチ 第3世代)(MTEL2J/A)、iPadOS(システムバージョン13.1.3)。これであっさりとSSDを認識しました。プラグ アンド プレイで画面にストレージ名が表示されるのも3秒ほど。

 iPadOSの「ファイル」を使って、写真ファイル、動画ファイル、Keynote書類などの読み書きを行いましたが快適です。内部ストレージの速度とほぼ変わらない印象といって良いかもしれません。メーカーサイトによると、SSD-PGC240U3-BAはUSB3.1(Gen1)に対応しており、データ転送速度は340MB/s とのこと。

 ファームウェアのアップデート前はSSDを認識するだけで30秒ほどかかったうえ、不安定でファイル操作が一切できませんでしたので大助かりです。ありがとう!BUFFALO。

iPadOSで認識/読み書きができるSSDを「ディスクユーティリティ」で見てみるとこんなかんじ

アップデートでさらに快適になることを期待

 SSDのメリットは、サイズが小さくなり、ものすごく軽くなったこと。大容量になったことも安心できます。筆者の場合、MacBookからiPadに移行したことを含め、プレゼンテーションの仕事に行うときの荷物が半分以下になりました。プレゼンテーションで使うテーブルで使えるスペースが増えたことも嬉しいです。

 やや心残りだったのは、ファイルの読み書き速度を測定できるiPadOS用のサードパーティ アプリが見つからなかったことくらい。おそらく、そのうちに登場すると予想しております。

 今回のケースのように、ファームウェアやOSのアップデートにより、新たに対応できる機器が増えたり、今まで使えなかった機能が増えるのはユーザーにとっては大変にありがたいこと。

 ちなみにiPadOSの「ファイル」で外部ストレージに新規フォルダを作るときは、空白のカラム部分を指で長押し。便利な機能なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

「ファイル」のカラムの空白部分を長押しして新規フォルダなどを作成できる

前田知洋(まえだ ともひろ)

 東京電機大学卒。卒業論文は人工知能(エキスパートシステム)。少人数の観客に対して至近距離で演じる“クロースアップ・マジシャン”の一人者。プライムタイムの特別番組をはじめ、100以上のテレビ番組やTVCMに出演。LVMH(モエ ヘネシー・ルイヴィトン)グループ企業から、ブランド・アンバサダーに任命されたほか、歴代の総理大臣をはじめ、各国大使、財界人にマジックを披露。海外での出演も多く、英国チャールズ皇太子もメンバーである The Magic Circle Londonのゴールドスターメンバー。

 著書に『知的な距離感』(かんき出版)、『人を動かす秘密のことば』(日本実業出版社)、『芸術を創る脳』(共著、東京大学出版会)、『新入社員に贈る一冊』(共著、日本経団連出版)ほかがある。

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