シーン5:新幹線でシウマイ弁当と共存できるか
国内の仕事で移動手段と言ったら新幹線。シートのテーブルで駅弁を食べたり、コーヒーを飲んだり、PCで作業したりという光景も今では当たり前になった。新幹線の座席で使えるテーブルのサイズは幅480mmに奥行きが250mm。新幹線のテーブルにはカップを載せるくぼみがあるが、ZenBook 14を左に寄せてもこのくぼみは完全には露出しない。とはいえ、余白が70mmできるので、そこのスペースになら紙コップほどのサイズなら余裕で載せられる。
で、駅弁の話だ。東海道新幹線で食べる駅弁と言ったら崎陽軒のシウマイ弁当の1択だろう(ちなみに、東北新幹線だったら福豆屋の「豚の醍醐味」1択だ)。このシウマイ弁当、箱のサイズは幅144mmの縦200mm。なので、ZenBook 14とシウマイ弁当は共存できない。しかし、これはこれでいい。なぜなら、シウマイ弁当を食べる時間とは何者にも邪魔されてはならない、聖なる時間だからだ。
まとめ:ZenBook 14で隙間時間をだいぶ有効活用できた
こうして、評価作業期間において相当の時間をゲームデザインの入稿データ作成に費やせた。この時期とっても忙しかったはずなのに、新幹線の移動時間、打ち合わせと取材の隙間時間などをかき集めるとかなりの作業時間を確保できた。そして、ZenBook 14の「外での使いやすさ」が、確保できる時間を大幅に増やしてくれたのは言うまでもない。生産効率を高めるモダンPCとして、その優秀さを存分に発揮してくれた。
なお、ZenBook 14には標準で携帯用のインナーバックが付属する。もちろん、ZenBook 14のサイズにぴったり合わせてあるため、カバンの中で邪魔にならない。ただし、あまりにもジャストフィットしているため、少しでも本体を傾けて入れようとすると、スムーズに入っていかないことがあった。ここは多少余裕がほしいところ。外で使いやすいということは「遊びも多少は必要」ということをよく表わしている事例と言える。