シーン3:神保町にある穴倉のような老舗喫茶店
多くの出版社や本屋、古本屋、楽器店、大学キャンパスが集まる神保町には、古くから続く喫茶店がまだたくさん残っている。その老舗で知名度も高く、隣に姉妹店でナポリタンを大盛で頼むと体重80キロの私でも完食が危ういあの喫茶店は、落ち着いた雰囲気でよく立ち寄るが、さすがに木製のテーブルは小さく高さもあまりない。
ちなみにテーブルの面積は実測で約450×350mm。そこにソーサーの直径が実測で約142mmのコーヒーを頼んでみる。さあ、ZenBook 14は1杯のコーヒーと共存できるのか、恐る恐る配置してみると見事できた! この喫茶店で14型ディスプレーを使ってデザイン作業ができるのは私的にとてもありがたい。
シーン4:超省スペースな仕切り座席が存在する飯田橋の喫茶店
14型ノートPCなのに13.3型ノートPC相当のコンパクトなボディーのおかげで、狭めの老舗喫茶店でも使えることがわかったZenBook 14。しかし、ここでふと個人的にある喫茶店を思い出した。こちらも直営1号店の開業が1970年と老舗のチェーン店で、店舗数でも1、2を争う喫茶店だ。その飯田橋店には仕切りで区切った1人用の座席が用意してある。その幅はわずか70センチ! そして、テーブルのサイズは幅300×奥行450mmとなぜか縦長だ。
数値からわかるように、テーブルの幅がZenBook 14の幅に少し足りない。ただし、はみ出し部分はほんのわずかなので、端にピタッとつけて置けば、タイプで本体が揺らぐことはない。だが、身体も座席を仕切るパネルにピタッとくっつけることになるので、ちょっと苦しいことは否めない。本体をちょっと左に振っても机からはみ出す部分は少しなので、キータイプで揺らぐなどの支障はない。PC作業は「なんとか」可能だ。