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アクロクエストテクノロジーとABEJAの2社がアルゴリズムを提供

ソラコムのエッジ処理カメラでAIアルゴリズムが選択可能に

2019年10月10日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 ソラコムは、2019年7月に発表したセルラー通信搭載のエッジ処理カメラ「S+ Camera Basic(サープラスカメラベーシック)」においてAIパートナーとの協業を発表し、用途別のAIアルゴリズムの選択が可能になった。

S+ Camera Basic(サープラスカメラベーシック)

 S+ Camera BasicはSIMカードの持つ認証機能と通信、SORACOMプラットフォームを用いることで、エッジ処理カメラ活用に必要となる通信、デバイス管理、AIアルゴリズム管理、撮影データのクラウド連携までをパッケージ化している。カメラ本体に通信モジュール、SIM カード、カメラ、電源を一体化し、設置して電源を入れるだけで使い始められる。さらに、遠隔からセルラー回線経由でセキュアにカメラ内のAIアルゴリズムの入れ替えや、通信接続状況のモニタリングも可能になっている。

 今回、AIパートナーとして協業を発表したのはアクロクエストテクノロジーとABEJAの2社。アクロクエストテクノロジーは、産業向け物体検出AIソリューション「TorrentioVideo」を提供しており、S+ Cameraを連携させることで、AIモデルの作成からカメラ画像の解析まで、一貫した画像解析を実現可能になる。独自の物体検出アルゴリズムを構築できるほか、ユースケースによって最適化されたさまざまなアルゴリズムを提供している。

 ABEJAが提供するABEJA Platformは、データの取得、蓄積、アノテーション(教師データ作成)、学習、デプロイ、推論、再学習といった事業のAI化に欠かせない工程を一貫して進められるAI/機械学習の開発運用基盤。ユーザーは、S+Cameraを通してABEJA Platformにデータを送信し、直感的なGUIを操作するのみで画像分類、物体検出、セマンティックセグメンテーションほか、多数のアルゴリズムを利用できる。

 これまでカメラ内のAIアルゴリズムは、用途に合わせてユーザーが自社開発する必要があったが、今回AIパートナーが用意したS+ Camera Basicと連携したAIアルゴリズムを利用可能。工場のラインの可視化や店舗での動態管理などのAIアルゴリズムを選んで活用したり、自社向けAIアルゴリズムを開発する際に画像ノイズ除去や輪郭推定などの下処理をノンプログラミングで利用できるようになる。

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