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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す!第136回

大手キャリアは本当に違約金なし or 1000円で解約できるのか

2019年10月06日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII

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 10月1日から法律が変わり、長期契約への縛りや違約金に対する規制が厳しくなった。ソフトバンクやauの場合、既存の契約者でも違約金無しまたは1000円の新プランに変更できるなど、乗り換えがしやすい状況になっている。2年契約の縛りがないのが普通なのは格安SIMならではの要素だったが、大きく変わろうとしている。

 そこで、2年契約で契約した大手キャリアの回線であっても、本当に更新月以外に0円や1000円で解約できるのか、早速試してみた。そのためにはまず新料金プランへ変更が必要となる。

ソフトバンクの契約を実際に解約したときにもらった書類。契約解除料の部分が「0円」になっている

ソフトバンクはだいたい10月から違約金無しで解約可能に

 まず新プランでは、契約期間や違約金がそもそも設定されないソフトバンクから。ソフトバンクは、人によって「締め日」が異なるため開始日が少し違ってくる。違約金なしのプランは9月13日から申し込み可能で、その後に締め日をまたいでから実際に適用される。最近ソフトバンクユーザーになった人の多くは月末が締め日なので、9月中に申し込んでいれば10月1日からは違約金なしでの解約が可能だ。

 方法は簡単で、ウェブサイトの「My SoftBank」からプラン変更手続きをするだけ。たとえばミニモンスターの人は同じ「ミニモンスター」へのプラン変更をすれば、ミニモンスターのまま違約金がなくなるということになる。

My SoftBankからプラン変更手続きをする

 実際に筆者の回線でやってみたが、「年間契約が解除されます。(契約解除料は発生しません)」と表示が出て、更新月ではなくプラン変更が可能だった。筆者の回線の場合、9月中に手続きをし、締め日が月末だったため、10月1日から違約金なしで解約が可能になった。

確認のところで、年間契約が解除と表示され、わかりやすい

MNP転出はウェブから、
解約はソフトバンクショップに行くことが必要

 違約金なしで解約可能となった場合、大部分の人はNMPで他のキャリアに乗り換えをすると思われる。ソフトバンクの場合、料金プラン変更などができるウェブサイトからMNP番号の発行という手続きが可能だ。

 ただし、時間帯が限られており、朝の9時から夜の8時までとなっているため、夜に思いついて格安SIMにオンライン申し込みをしたと思っても、朝まで待たないと手続きできない。その上、契約の内容によってはウェブ上では発行ができず、コールセンターに電話する必要がある。

 MNPで他キャリアと契約するのではなく、完全に解約する場合は、ソフトバンクショップに出向く必要がある。違約金がなくなったとしても、これなかなか時間がかかり、ハードルも高い。キャリアショップは一般的に混雑していて長時間待たされるか、事前予約をしなければならないことが多く、リアル店舗のメリットがまったく活かされていない。

 あくまで筆者の経験だが、auショップやドコモショップは予約なしで出向いても小一時間程度の待ち時間で対応してもらえるが、ソフトバンクショップの場合、店によっては予約を促されて門前払いを食らうほど、なかなかスムースな対応をしてもらえない印象がある。それでも、ソフトバンクの場合、都市部の大規模店のほうが逆に待たされない印象だ。急いで手続きしたいなら、混雑したら別の店に行くなどする覚悟も必要だ。

 筆者の場合も、9月末に格安SIMをいくつか先に申し込んでしまったので、ソフトバンク回線は乗り換えなしの純粋な解約。あえて、郊外店に出向いてみたが、解約時には違約金がないことを説明されただけで、SIMカードを返して続き終了。この間、5分程度で済んだ。事前の用件うかがいと“問診票”への記入、光回線のセールス、店員のお見送りなど丁寧すぎる対応を除けばもっと時間は短くなる。予約なしでもすぐ対応すれば、貴重な時間の節約という代えがたいサービスになるはずなのだが、ショップ側にその気はないようだ。

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