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便利なサービスを使って時間短縮で英語を身につけよう

アメリカ英語とイギリス英語の発音の違いはGoogle検索を上手に使って解決「Google Pronunciation」

2019年09月28日 11時00分更新

文● 小山 安博 協力●長束 啓樹(ENGLISH COMPANY)

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 PCやスマホを使って、英語学習を時短にする便利なサービスやツールなどを紹介する連載。今回は、発音に特化したGoogle検索のやり方を紹介します。

Google検索から発音を確認できる
長束氏のおすすめポイント
アメリカ英語とイギリス英語の違いを比較できる
 2つの主流な英語の方言をワンクリックで手軽に比較できる。英語はアクセントでリズムが取られるstress-timed languageなので、特に英米で単語のアクセントが異なる場合は注意する必要がある。

ごくごく平均的な発音を確認できる
 ネイティブの発音を真似るのは大事なことのひとつではあるが、個人の癖はどうしてもある。機械的な声に違和感をもつ人もいるかもしれないが、当たり障りの無い発音が確認できるのは利点のひとつ。

 英語で会話をしようとすると重要になってくるのが発音だ。英語は日本語と発音の仕方が異なり、綴りと発音が異なるなど、日本語話者にとっては難関。特にLとRの使い分けなど、さまざまなポイントがある。

 世界的に見れば英語の発音は千差万別で、代表的なところではアメリカ英語とイギリス英語も異なり、オーストラリア、インド、韓国といった発音が独自の国もある。その意味では、日本人の発音も独自といっていいだろう。それでも極力正確な発音を心がけることで、より言葉が通じやすくなり、会話がしやすくなる。

 正確な発音を知ることは、同時に相手の話している言葉を聞き取ることにもつながり、会話能力の向上が見込める。正確な発音を知ることが、より会話を楽しむことになるわけだ。

 英語の正確な発音を知るためには、正確な発音を学んだネイティブに実際に話してもらって聞き取り、それをマネするという方法がある。とはいえ、前述のように世界中で発音がそれぞれ異なり、同じアメリカ人でも地方や学習の進度によって発音が異なってしまう。

 そこで便利なのが、Google検索だ。Googleのサービスには英語学習に適したものがたくさんあり、例えばGoogle翻訳を使う人は多いだろう。単語から文章まで翻訳してくれるサービスだが、この派生サービスとなるのが今回紹介する「Google Pronunciation」。実は正確なサービス名ではなく、Google検索の一機能だ。Google Chromeを使用し、Google検索で「英単語」+「半角スペース」+「Pronunciation」で検索すると、検索結果の画面に発音カードが表示される、というものだ。

 PCやスマートフォンのいずれでも、Google Chromeを使っていれば利用可能。iPhoneでもChrome上で動作するし、Androidであれば、本体のGoogle検索アプリからも利用できる。

スマートフォンでも同様に確認できる

 任意の単語に「Pronunciation」を追加して単語を検索するだけなので、気軽に使えるのがメリットだ。表示されると、英語の発音記号が表示され、その右側に口元のイラストが現われる。イラストをタッチすると音声とともに動画で発音を知ることができる。

 便利なのが、発話スピードを遅くできるスイッチ。日本語にはない口の動きじっくり確認できる発話スピードの変更は便利。イギリスとアメリカの発音の違いを選択できる点もメリット。例えば一般的な単語では「birthday」や「really」などがイギリス英語とアメリカ英語で発音が異なることが分かる。

イギリス英語とアメリカ英語のbirthdayの発音の違い

 すべての英単語があるというわけではなく、代名詞では「that」がない割に「this」があり、「picture」はないが「photo」はある、といったように、あらゆる単語を期待することはできないようだ。もちろん、「Pronunciation Pronunciation」と入力すれば、発音の難しい「発音」という単語の発音も確認できる。

 口の動きがイラストなので少し分かりづらい面もあるが、正確な発音を特別なツールもなく、簡単に確認できるサービスとして、発音が不明な場合に活用したいサービスだ。

協力:長束 啓樹(ENGLISH COMPANY)

大学在学中は、外国語学部で英語学・英文学・音声学などを学び、米ケンタッキー州でTESOL(英語教授法)について学ぶ。帰国後は、教育業界で英語指導に携わり実務経験を積んだ。各種SNSを駆使し英語学習に便利なWebサービス等について調べ、実際に使っては周りに紹介している。



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