「日本でe-Sportsを広げるならストリートファイターしかない」
ときど選手も出演! TGS2019 カプコンブースで語られた日本のe-Sports拡大戦略
小野プロデューサーが大会概要紹介
来年は地方企業と提携も
その後は、ストリートファイターシリーズ統括プロデューサーの小野義徳氏が登壇し、Intel World Openのスケジュールなど概要を紹介した。
本大会は、3人ずつのチーム戦によって勝敗を競う。剣道のように、先方・中堅・大将と順に試合をしていく形式のようだ。
出場選手については、事前に選抜された12ヵ国でオンライン予選を実施。その中で選ばれた各国4人ずつのベストプレイヤーで、国の代表チームを編成する。
上記の12ヵ国以外の選手は、世界8地域でのオンライン予選に参加し、地域予選の代表選手を決定。選抜12ヵ国代表と地域代表は、ポーランドで開催する最終予選に参加し、ここで上位7チームを選定する。
日本についてはこれらとは別に、国内でオンライン予選を実施して上位8チームを選出。国外上位7チームと、日本上位8チームの計12チームが、Intel World Open 2020決勝で争う形となる。
Intel World Openについては、10月以降にさらなる詳細が発表される予定とのこと。
小野氏は続いて、ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2019の第2期についても紹介。
本リーグはストリートファイターVのプロリーグであるが、プロリーグ参戦の間口をより広げるため、東京を含まない全国6都市で開催した「ルーキーズキャラバン」、業務用筐体版の「アーケードリーグ」、大学生/大学院生/専門学校生/高等専門学校生を対象とした「大学リーグ」を開催してそれぞれ強豪プレイヤーを選出。
6人のプロライセンス保有プレイヤーが“チームリーダー”として、上記の大会で選出されたプレイヤーをドラフト会議で2人ずつ選出し、3人1組の6チーム、計18人がプロリーグに出場する。
なおドラフト会議の様子は、9月14日の21時からOPENREC.tvにて配信予定とのこと。詳細についてはこちらを参照してほしい。
また小野氏は、すでに2020年のストリートファイターリーグの開催が決定していることも発表。詳細についてはまだ明らかにしていないが、2020年のリーグでは、現在のサッカーや野球のリーグのように、各都道府県の企業とチームを結び付けていく形を想定している模様。続報に期待したい。
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