直感的なアクション要素と、FFらしさの融合したバトルシステム
今回の試遊では、FFVIIにおける序盤のダンジョンである壱番魔晄炉で、戦闘とボス戦を体験することができる。操作キャラクターはクラウドとバレットの2人。
本作はシームレスバトルを採用しており、マップ上の敵に近づくとそのまま戦闘が始まる。常に動き回る敵に対して、通常攻撃や回避、ガードをしつつ、状況に応じて魔法やアビリティなどのバトルコマンドを選択するという、直感的なアクション要素とFFらしいコマンドバトルを融合したバトルシステムとなっている。
また、バトルコマンドを選択すると時間の経過が遅くなる「ウェイトモード」に移行する。じっくりと戦略を考える時間が生まれるので、アクションが苦手な人でも、焦らずに戦闘を楽しむことができるだろう。
敵をなぎ倒しながらダンジョンの奥まで進むと、イベントムービーを挟んだ後にいよいよボス戦へ。ここまで来て負けるわけにはいかない、こちとら元ソルジャー・クラス1stだ! と意気込んだものの、ボスの猛攻に苦戦を強いられてしまった。
その後、攻撃魔法や回復魔法を使いつつ、敵が無防備になって与えられるダメージが増える「バースト」状態を活かし、超強力な必殺技「リミットブレイク」を駆使して、 なんとかボスを撃破して試遊は終了。何度か危ない場面はあったものの、ゲームオーバーにならずに済んでホッとした。
FFVIIファンでもプレーしたこともない人も1度体験してほしいクオリティー
FINAL FANTASY VII REMAKEの制作が2015年のE3で発表されてから4年。今までは、公開されたトレーラーやスクリーンショットを何度も見返して期待に胸をおどらせていたが、反面どこかで不安も抱いていた。もし期待はずれだったらどうしよう……と。だが、そんな不安は今回の試遊できれいさっぱり消し飛んだ。やっぱりゲームは実際に遊んでみるのが一番なのだ。
FF7のキャッチコピーを思い出してほしい。君はもうクラウドになったかい? FFVIIが好きならば、ぜひブースに足を運んで体験してみてはいかがだろうか。
© 1997, 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA/ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION: © 1997 YOSHITAKA AMANO
ASCII.jpの最新情報を購読しよう