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IFA 2019レポート 第2回

スマートウォッチも登場

技適表示あり! ROG Phone IIグローバルモデルは新たに1TBモデルが発表

2019年09月05日 20時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII編集部

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スマートウォッチ「Vivo Watch SP」も発表

 スマートフォンとの連携が可能なスマートウォッチ「Vivo Watch SP」も発表となった。Computex Taipei2019で発表された「Vivo Watch BP」同様に、ECG(心電図)センサーとPPG(脈波)センサーを内蔵。円形ディスプレーを採用し外観はより腕時計らしくなった。反射型ディスプレーを採用したことで消費電力を落とし、1回の充電で最大14日間の利用が可能だ。

腕時計風デザインのVivo Watch SP。14日間連続利用が可能

 睡眠時間や状態の測定も可能で、ストレスレベルも数値化できる。ASUSのHealthConnectアプリで健康状態を記録できるほか、AIを利用したアドバイスを受けるられるようだ。

 他にはアウトドア向けの機能としてGPS・高度計・速度計を内蔵。血中酸素飽和濃度も測定可能で高山病の防止に役立つ。また、50mの防水にも対応する。そして、スマートフォンの通知を受ける機能ももちろん搭載している。

 なお、OSは独自仕様のものを採用しているとのこと。発売は2019年第4四半期で価格や詳細なスペックは追って発表されるとのこと。

アウトドア向けの機能も豊富に搭載している

 タッチ&トライコーナーではVivo Watch SPの実機の展示があったが、まだ製品化前のものとのことで、メニュー機能を操作する程度しかできなかった。気になったのは反射型ディスプレーの明るさで、暗い会場内では写真でみるよりもやや暗く感じられた。ただし、屋外であればよりはっきりと見ることができるという。

Vivo Watch SP

 本体の裏面には心拍系センサーなどを備える。充電はクレードル方式で、充電のための接点も背面側に見える。また本体の左側に見える電極はECGセンサー。ベルトは交換式でASUSからも複数のバリエーションが販売予定だ。

Vivo Watch SPの背面。電極は心電図測定時にタッチする

 本体の右側にはPPGセンサーと「戻る」ボタンを備える。Vivo Watch BPはECG、PPGのセンサーが時計表面に配置されていたが、Vivo Watch SPでは側面に配置することで時計らしいデザインを実現している。

本体右側のPPGセンサーと戻るボタン

 UIは時計面を左右にスワイプで機能を切り替え、上下で測定や記録データを閲覧する、というシンプルなもの。スマートウォッチOSではないためアプリの追加はできない。文字盤は3種類が標準で提供されている。

ウォッチフェイス3種類と、メニューの一部

 Vivo Watch SPはスマートフォンとの連携機能は必要最小限にしぼり、健康や運動状態の測定とアウトドア活動向けの機能を充実させたスマートウォッチと言える。日本ではVivo Watch BPがすでに販売されており、Vivo Watch SPの発売も期待したいものだ。

他社のスマートウォッチによりも「健康」「運動」「アウトドア」に特化

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