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ベンチマークでパワーをチェック。プライベートも仕事もこの1台でOK

毎日どこでも開けば快適性能の13.3型モバイルノートPC「dynabook G8」

2019年09月03日 15時00分更新

文● 八尋/ASCII

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日々の生活を充実させるモダンPCとは?

 モダンPCとは、マイクロソフトが提唱する、スタイリッシュさと使い勝手のよさを両立したモバイルノートパソコンで以下のような特徴がある。

・SSD/eMMC搭載で処理が高速なのに加え、指紋認証やWindows Helloでの顔認証で簡単・安心ログインが可能。起動を高速化する「高速スタートアップ」も搭載
・薄くて軽いボディーで、外出先にも気軽に持っていける
・タッチ操作対応の2 in 1タイプで、ノートパソコンだけでなくタブレットとしても使用できる
・Microsoft Office搭載で日々の仕事を快適にこなせる

 Windows 7のサポート終了が迫る中、日々の生活をモダンPCでより充実・快適にしてみてはいかがだろうか。

「dynabook G8」

 Dynabookが販売する13.3型ノートパソコン「dynabook G8」は、厚さおよそ17.9mm、重さ約859gという薄型軽量なモバイルノートパソコンだ。スタイリッシュなボディーで、自宅や会社だけでなく外出先でも使える1台となっている。

 加えてただ軽いだけではなく、第8世代のCore i7-8550Uに512GB SSDを採用。メモリーもしっかり8GB搭載するなど、メインマシンとしてガッツリ使えるポテンシャルも持っていると思われる。

 前回は、dynabook G8の外観について紹介した。今回はdynabook G8がどれくらいの性能を持っているのか、各種ベンチマークを検証してみた。

試用機 スペック表
機種名 dynabook G8
CPU Core i7-8550U
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
メモリー 8GB
ストレージ 512GB SSD
ディスプレー 13.3型ワイド(1920×1080)
内蔵ドライブ -
通信規格 有線LAN(1000Base-T/100Base-TX/10Base-T)、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠)、Bluetooth 4.2
インターフェース マイク入力/ヘッドフォン出力端子×1、USB 3.0(Type-A)×2、USB Type-Cコネクタ×1、LAN端子×1、HDMI×1、電源入力端子×1
内蔵カメラ 約92万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅308.8×奥行211.6×高さ17.9mm/約859g
OS Windows 10 Home(64bit)

バランスよく高い性能が魅力

 まずは、CGレンダリング速度からCPU性能を測る「CINEBENCH R20」からチェック。結果は、マルチコアが1157pts、シングルコアが392ptsという結果になった。省電力のモバイル向けCPUなのでデスクトップ向けCPUやハイエンドノート向けのCPUと比べるとスコアは落ちるが、以前計測した2世代前のデスクトップ向けCore i5くらいのスコアなので、普段作業に必要な性能は十分にあるといえるだろう。

CINEBENCH R20の結果

 毎日仕事で使うメインマシンを選ぶ際、OSや各種アプリの起動は速ければ速いほどいい。CrystalDiskMarkでストレージの速度を計測したところ、シーケンシャルリードが1624MB/秒という結果になった。実際に使っていても、Officeなどのアプリもすぐ立ち上がるし、電源をつける際も即効で起動してくれるため、そういった部分が遅くてイライラしなくてすむのはうれしい。

CrystalDiskMarkの結果

 dynabook G8は、GPUにCPU内蔵のインテル UHD グラフィックス 620を搭載している。この3D性能を計測するため、まず3DMarkを計測してみた。結果は、Fire Strikeが951、Sky Diverが3802という結果になった。CPU内蔵グラフィックスのためスコアは低いが、Sky Diverのスコアはそこそこなので、ブラウザーゲームや軽めのMMORPGなら遊べそうだ。

Fire Strikeの結果

Sky Diverの結果

 そこで、実際のゲーム系ベンチマークとして「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.51」を計測。最高品質、1920×1080ドット、フルスクリーンという設定で、3135(普通)という結果だった。ドラゴンクエストXくらいの負荷のゲームであれば十分楽しむことができる。

標準品質、1920×1080ドット、フルスクリーンで計測

最高品質、1920×1080ドット、フルスクリーンで計測

 ドラゴンクエストXと比べると負荷が高い「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」も計測してみた。まず標準品質(ノートPC)、1920×1080ドット、フルスクリーンで計測したところ、1582(設定変更を推奨)となってしまった。そこで解像度を1280×768ドットに変更したら、2958(やや快適)にまで上がった。FFVIXくらいの負荷のゲームは、解像度などを落とせば遊べそうだ。

標準品質(ノートPC)、1920×1080ドット、フルスクリーンで計測

標準品質(ノートPC)、1280×768ドット、フルスクリーンで計測

ビジネスでもプライベートでも活躍する1台

 dynaboook G8は、コンパクトな筐体でどこでも持ち運んで使えるほか、Officeなどでの作業だけでなく、暇な時間にIGZOディスプレーで動画鑑賞したり、軽めのゲームを楽しんだりと、仕事もプライベートも充実させることができる1台になっている。

 Windows 7からの買い替えでメインで使うモバイルノートパソコンを探している人は、検討してみてはいかがだろうか。

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