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災害時などでも途絶、輻輳しにくい次世代の業務用無線

NEC、ラグビーワールドカップ2019日本大会で次世代のLTE業務用無線システムを試験提供

2019年08月29日 15時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 NECは8月29日、ラグビーワールドカップ2019日本大会の会場のひとつである東京スタジアムにおいて、従来型業務用無線システムを組み合わせた次世代の業務用無線システムを試験提供すると発表した。

 従来から展開している同社の業務用無線システムと、3GPP(Third Generation Partnership Project)に準拠したLTE方式のネットワークシステムを融合した次世代通信システムとなる。

 大規模災害時でも途絶、輻輳することなく業務を進める必要があるインフラ保有企業や、より高いBCPレベルを求める企業向けに開発を進めている技術で、災害によって公衆網が混雑するシーンにおいてもセキュアかつ安定した通信を実現するという。

次世代業務用無線技術の特徴 

 従来型業務用無線機同様に、1対1や1対多の通話が可能なほか、地図・位置情報・画像・映像・メッセージなどのデータ通信にも対応でき、各種業務効率化も可能としている。

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