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送信データ量予測などで急増するスマートフォンのトラフィックを抑制

NEC、スマホの通信障害を防止するトラフィック対策

2012年02月29日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 2月28日、NECはスマートフォンによるトラフィック急増を抑制する通信事業者向け製品「トラフィック削減ソリューション」を発表した。

 トラフィック削減ソリューションは、端末の能力や無線環境の変動を考慮した映像データ流量の最適な制御、およびWeb画面内のテキスト部分の圧縮、静止画変換を行なうことでトラフィックを抑制する製品。通信事業者のネットワークに追加することで、ネットワークトラフィックの従来比約20%削減可能となり、トラフィックの最適化が実現できるという。

 本ソリューションは、NECの研究機関「中央研究所」で開発したネットワーク帯域変動予測技術を活用。直近の映像データの送信量を元に、将来の送信データ量を予測。予測したデータ量にあわせて、適切に映像配信ペースを制御する。また、端末における映像データのバッファ(一時保存)蓄積状態を高精度に予測し、メモリ容量や処理性能など端末毎に異なる能力を把握することで、端末に応じてきめ細かくデータ流量を制御する。これにより、映像視聴中に再生が停止してしまう現象が発生しない、安定した視聴を提供できるという。

 ほかに、テキストデータの内容を加工することなく、端末側で復元可能な形式でWeb画面のテキスト部分を圧縮して送信する機能も持つ。さらに、スマートフォンやタブレットなどの端末ごとの表示性能に合わせて、端末個別に最適な圧縮方法を自動選択して圧縮・送信することも可能だ。

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