MSIマザー「PRESTIGE X570 CREATION」がPCIe 4.0対応SSDも冷え過ぎで高負荷でもハイパフォーマンス
4つのGen 4.0のM.2 SSDを装着可能で
性能低下しない
このマザーボードの特徴の1つがM.2ポートだ。PCIe周りの大型ヒートシンクを外すとポートが2つ現われる。PCIe 4.0に対応し、ヒートシンク裏面にはサーマルパッドが貼り付けられていて、比較的熱を持ちやすいと言われるGen 4.0のM.2 SSDを装着しても温度上昇が抑えられ、サーマルスロットリングによる性能低下が防げる。
また、巨大で分厚いヒートシンクとファンが搭載された、「M.2 Expander Z」が付属。PCIeスロットに差すことで、マザーボードのポートと合わせて最大4つのM.2 SSDを搭載可能となる。
シーケンシャルリードが5000MB/秒にもなるGen 4.0のM.2 SSD が4基搭載でき、常に高速な読み書きができる環境は、生産性もアップしクリエイティブな思考の妨げにならないはずだ。
実際に、高負荷がかかった状態でもサーマルスロットリングによる性能低下がみられないのか検証してみた。先ほどと同じテスト環境で、ストレージ速度を計測する「CrystalDiskMark 6.0.2」を5回連続で実施。速度結果と温度をチェックしてみた。温度計測には「HWMonitor」を使用している。
結果は、マザーボードのポートに接続した場合は、最低46度、最高でも55度に抑えられるため、サーマルスロットリングが発生することなく安定した読み書き速度を実現した。
また、M.2 Expander Zに接続した場合、ファンありだと、最高でも39度と超冷え冷え状態。ファンなしの状態でも最高44度なのでマザーボードのポートに接続するよりも冷却効果が高い。
もちろん読み書き性能は安定していてマザーボードのM.2ポートと差異はないため、PCIeスロットに余裕があればM.2 Expander Zも活用したいところだ。
ただ、M.2 Expander Zのファンがオンとオフしか設定できず、しかもフル回転のためファンの音がかなり大きい。そのため、ファンを切って使ったほうが、性能も低下せず静音性も保たれる。チップセット用のファンのようにAIでコントロールしてくれたら申し分なかった。
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