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4000MB/秒を安定して発揮

Corsair MP600の着脱式ヒートシンクでPCIe4.0 SSDの爆速を体験

2019年08月29日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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MP600の性能をチェック

 普段は、最大パフォーマンスを見るために、別のストレージからシステムを起動し、何もデータが保存されていない状態で計測を行なうが、今回は実使用時と同じく、「Force MP600」1TB(CSSD-F1000GBMP600)に、システムやアプリなどをインストールしたメインストレージ運用時のパフォーマンスをチェックしていこう。

 環境はCPUに「Ryzen 9 3900X」、マザーボードに「ROG Crosshair VIII Formula」、ビデオカードにNVIDIA「GeForce RTX 2080 SUPER Founders Edition」などで構成している。

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 9 3900X」
(12コア/24スレッド、3.8GHz~4.6GHz)
マザーボード ASUS「ROG Crosshair VIII Formula」(AMD X570)
メモリー G.SKILL「Trident Z RGB F4-3200C16D-16GTZR」
(DDR4-3200 8GB×2枚)
ビデオカード NVIDIA「GeForce RTX 2080 SUPER Founders Edition」
(GDDR6 8GB)
SSD Corsair「Force MP600 1TB(CSSD-F1000GBMP600)」
(M.2、1TB、NVMe PCIe 4.0×4)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」(750W、80PLUS GOLD)
OS Windows 10 Home May 2019 Update 64bit

「ROG Crosshair VIII Formula」は、ヒートシンク装着状態の「Force MP600」を、キツいが取り付け可能だった

1TBモデル「CSSD-F1000GBMP600」の「CrystalDiskInfo 8.2.4」

ユーティリティソフトの「Corsair SSD Toolbox」。総書き込み容量など、SSDの状態確認や、ファームウェアのアップデートなどが可能だ

約134GB使用した状態でベンチマークを実行

 システムやアプリケーション、ゲームなど、931GB中、約14%の134GBを使用した状態で「CrystalDiskMark 6.0.2」や、「AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776」、「ATTO Disk Benchmark 4.00.0f2」、「PCMark 10」を実行してみた。なお、「CrystalDiskMark 6.0.2」はシステム導入前の状態も計測を行なっている。

CrystalDiskMark 6.0.2

 まずは「CrystalDiskMark 6.0.2」だ。システムなどの導入前と32GiBテスト時は、ランダム「4KiB Q8T8」のライトにダウンが見られるが、シーケンシャルリード・ライトはPCIe4.0接続の最大のメリットである4000MB/秒オーバーを、しっかりと維持している。

システムなどを導入する前の結果

1GiBの結果

32GiBの結果

AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776

 「AS SSD Benchmark」の総合スコアーは7405と、PCIe3.0×4接続の最速モデルを3000スコアー近く上回っている。シーケンシャルもリード4203MB/秒、ライト3962MB/秒を出している。

 また、ランダム(4K064Thrd)はリード51万5354IOPS、ライト78万591IOPSで、リードは公称値の68万IOPSに届いていないが、ライトは公称値を上回っている。

「AS SSD Benchmark」の結果

IOPS表示

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