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実物を前にするよりも細部まで見ることができる新しい美術展示

絵画や陶磁器などの美術品を細部まで鑑賞できる8Kタッチディスプレー

2019年08月26日 13時45分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 シャープは8月26日、8Kインタラクティブミュージアムを「第25回 国際博物館会議京都大会(ICOM Kyoto 2019)」に参考出展すると発表した。

 70V型8Kディスプレーを活用したもので、絵画や陶磁器などの美術品の高精細映像をタッチ操作で回転や拡大縮小でき、実物を前にするよりも細部まで見ることができる8K映像を用いた新たな美術品の展示演出方式としている。

 ICOM Kyoto 2019では、国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」をはじめとする絵画や、植物・昆虫などの超高精細8K画像を、重要美術品「大井戸茶碗 銘 有楽」などの3D CG画像を8K解像度で表示する。

 ICOM Kyoto 2019は美術館・博物館の発展を目的とする国際的な機関の大会で、3年1回開催。日本での開催は初となり、9月1日~7日まで国立京都国際会館(京都市左京区)で開催される。

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