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日本のセキュリティの課題を探る ― 第2回

マカフィーに聞く

5Gの本質はIoT、「経済原理によって、セキュリティ対策がおろそかになってはいけない」

2019年08月22日 09時00分更新

文● ASCII

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 2020年は、国内で5Gが本格的に利用できるようになる年になる。

 5Gの特徴は、データ通信の高速化だけではない。「多数同時接続」「超低遅延」によって、人と人とのコミュニケーションだけでなく、あらゆるモノがインターネットにつながり、新たなコミュニケーションや情報の活用がなされる時代が訪れる。

 例えば、情報通信研究機構(NICT)は2018年3月の実証試験で、約2万台の機器の同時接続を確認した。多数の機器が同時に接続することで、工場や倉庫に置かれたセンサーを活用してその状態をリアルタイムに知ることができる。また、タイムラグの少なさは自動運転や遠隔医療への応用も想定されている。

 5Gは、IoT機器を活用するための新たな基盤と言える。一方で、2017年に猛威を振るったMiraiは、脆弱性があるまま放置された「監視カメラ」や「家庭用ルーター」をボット化して、DDoS攻撃などの踏み台にするマルウェアとして問題視された。インターネットにつながる機器が増えれば、それに伴うセキュリティ問題もまた増えそうだ。

 編集部では、マカフィー サイバー戦略室の佐々木弘志シニアセキュリティアドバイザーを取材。5G時代のサイバーセキュリティーについて聞いた。佐々木氏は、制御システムの開発などで培ったデバイス関連の知見を買われ、7年前にマカフィーに入社。現在は、制御システムやIoTセキュリティ関連のエヴァンジェリストを務めている。

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