リーズナブルな価格ながらNVMe対応のM.2 SSDを採用
Ryzen 3 2300U搭載で4万円台、結構使える高コスパ15.6型ノートPC (3/3)
2019年08月07日 09時00分更新
低価格ながらNVMe対応M.2 SSD搭載
バッテリーは約6時間駆動可能
今回試したNew Inspiron 15 3000 スタンダードプラスモデルには、ストレージとして128GBのM.2 SSDが搭載されていた。NVMe接続のため、SATA接続のSSDやHDDなどに比べるとかなり高速なはずだ。
そこで「CrystalDiskMark」で性能をチェックしてみたところ、シーケンシャルリードが1500MB/秒前後になった。体感的にも高速で、OSやアプリの起動、データアクセスなどが快適に行なえた。
最後にバッテリー性能もチェックしておこう。本機には3セル/42WHrのバッテリーが搭載されているが、駆動時間は公表されていない。そこでバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使ってバッテリー駆動時間を計測してみた(なお、BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている)。
BBenchによるバッテリー駆動時間結果 | |||
---|---|---|---|
電源プラン | 電源モード | 画面の明るさ | 駆動時間 |
Dell | より良いバッテリー | 40% | 5時間52分 |
結果、約6時間の駆動が可能だった。最近のノートパソコンとしてはちょっと物足りない気もするが、普段使いには十分ではある。
洗練されたデザインの筐体に、AMD Ryzen 3 2300UやRadeon Vega 6 グラフィックスを搭載して高性能低価格を実現したNew Inspiron 15 3000。手頃で使い勝手のよいノートパソコンを探している人には、ぜひ注目してほしい製品だ。
試用機のスペック | |
---|---|
製品名 | New Inspiron 15 3000 スタンダードプラス |
CPU | AMD Ryzen 3 2300U(2.0GHz/最大3.4GHz、4コア4スレッド) |
グラフィックス | Radeon Vega 6 |
メモリー | 4GB(DDR4、2666MHz) |
ストレージ | 128GB SSD(M.2、PCIe、NVMe) |
光学ドライブ | Tray load DVDドライブ(DVD±RW/CD-RW) |
ディスプレー | 15.6型ワイド(1366×768ドット) |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1 |
インターフェース | USB 3.1(Gen1)×2、USB 2.0、HDMI端子、有線LAN端子、ヘッドフォン/マイクロフォン オーディオ ジャック、SDカードリーダー、ウェッジシェイプ ロック スロット |
サイズ/重量 | およそ幅380×奥行258×高さ22.7mm/約2.18kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |