世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。
自撮り写真を名作風の肖像画に、GAN利用の新ツールが話題
ディープフェイクを支える「敵対的生成ネットワーク(GAN)」は、43万2500ドルの値がついた芸術作品を作成するのにも使われている人工知能(AI)の手法だ。
グーグルが中国向け検索エンジンの開発を打ち切り、幹部が明言
グーグルによる中国市場向け検閲機能付き検索エンジン「プロジェクト・ドラゴンフライ(Project Dragonfly)」の開発は、米国で厳しい批判を受けてきた。
トヨタが世界首位のBYDとEVを共同開発、中国で販売へ
トヨタ自動車がついに、完全電気自動車の世界に飛び込むことになる。中国の比亜迪(BYD)と提携し、セダンとスポーツ用多目的車(SUV)、車載用電池を共同で開発。世界最大の自動車市場である中国で販売する計画だ。
ロシア製だから危険?人気「老け顔アプリ」が浮き彫りにする問題
クチコミで広がっている写真編集アプリ「フェイスアップ(FaceApp)」が所有する巨大な「顔データベース」を使ってできることは多い。
マスクのニューラリンクは どこが「新しい」か? 発表内容から読み解く
イーロン・マスクが創業したニューラリンクが発表した脳コンピューター・インターフェイスは、一体何が新しいのか? 専門家に同社の発表内容について聞いた。
ブルガリアの成人「ほぼ全員」のデータが漏洩、容疑者逮捕
バルカン半島に位置するブルガリア共和国で、国内のほぼすべての成人の機密個人記録が盗まれる前代未聞のハッキング被害が発生した。ボイコ・ボリソフ首相は、攻撃者を「魔術師」と呼んだが、サイバーセキュリティの専門家らは単にセキュリティが不完全だったと指摘している。
ニューラリンク、脳インターフェイスの臨床試験実施を申請
イーロン・マスクが創業したスタートアップ企業のニューラリンク(Neuralink)は、7月16日夜にサンフランシスコで開催されたイベントで、ミシンのようなロボットを初公開した。神経細胞の活動を感知するために、柔軟性のある極細の電極を脳深くに埋め込むロボットだ。
インテルが新しいAIチップを発表、特定タスクを1000倍高速化
インテルの新しいAIチップは、すでに義肢の性能向上などに使われている。
この連載の記事
-
第307回
ビジネス
オープンAIが強化するプラットフォーム戦略/トランプ再選、気候対策への影響は? -
第306回
ビジネス
生成AIモデルを作って学ぶMITの新アプリ/MITTRが選ぶ日本発U35イノベーター -
第305回
ビジネス
大規模農業を脅かす「スーパー雑草」/チャットGPTは相手の名前で対応が変わる? -
第304回
ビジネス
チャットGPTの回答は名前で変わる/ノーベル賞受賞者が語っていたこと -
第302回
ビジネス
CRISPR、発明者が特許一部取り下げへ/AIで進化したARグラス -
第301回
ビジネス
米国で感染拡大「鳥インフル」に警戒/未知の環境で使えるロボットAIモデル -
第300回
ビジネス
オープンAI新モデル「o1」とは何か?/グーグルが量子エラー訂正でブレークスルー -
第299回
ビジネス
AIなりすましに備え「人間の証明」提唱/スポティファイで失われた音楽の楽しみ -
第298回
ビジネス
ニューラルネットの解釈性を高める新アプローチ/サルも「名前」を使っていた -
第297回
ビジネス
AIがなぜ経済格差を拡大するのか/寿命の限界を探る人類の試み -
第296回
ビジネス
カネにならない生成AIブーム/南海トラフはなぜ発令に至ったのか - この連載の一覧へ