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クラウド移行で「コスト削減」と「柔軟な利用」を実現、高い会議品質と信頼性をシンプルに提供

ビデオ会議ユーザー企業は月額1万円からのクラウドMCU「BlueJeans」へ移行すべき

2019年07月12日 11時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

提供: プリンストン

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 専用デバイスが設置された遠隔拠点の会議室どうしを高品質な音声/映像でつなぐビデオ会議(テレビ会議、テレプレゼンス)システムは、大手企業を中心に30年以上も前から導入/活用されてきた。経営幹部や役員、社員が出張や長距離移動をすることなく重要な会議や打ち合わせを行えるという大きなメリットがあり、現在ではビジネス遂行に不可欠なツールになっている企業も多いだろう。

 その一方で、ビデオ会議システムの高額な導入費用、維持費用が管理者を悩ませてきたのも事実だ。高品質なカメラやマイク/スピーカー、そして複数拠点間の接続サーバー(MCU:多地点制御装置)といった専用機器の設置が必要で、多数の拠点がある企業では導入時に数千万円、維持費用だけでも年間数百万円クラスの投資になることもある。

 日本市場で20年以上にわたりビデオ会議システム製品を提供してきたプリンストンによると、最近ではビデオ会議システムの更新タイミングに合わせて、クラウドサービス型のMCU(以下、クラウドMCU)への乗り換えを図る企業も増えている。その中でプリンストンが特に注目するのが、既存のビデオ会議システムとPCやモバイルデバイス、新世代のユニファイドコミュニケーション(UC)クライアントまでをつなぐ高い互換性を持つ、米BlueJeans Network(ブルージーンズ・ネットワーク)社のクラウドMCUサービスだという。

 ビデオ会議システムの更新や運用にかかるコスト削減はもちろん、モバイルデバイスや他の業務アプリケーションとの連携による「ビデオ会議の新しい使い方」「新しい働き方」をも可能にするBlueJeansのクラウドMCUサービスについて、プリンストンに詳しく聞いた。

ビデオ会議システムの「クラウド移行」が進む理由

 ビデオ会議システムはインターネットの登場以前から存在し、時代ごとにさまざまな技術を用いて実現されてきた。たとえば複数拠点の同時接続を担うMCUは、これまでは各メーカー独自のアプライアンス(専用機器)をオンプレミス(自社環境)に設置するかたちが主流だったが、現在ではクラウドMCUも登場している。

 ビデオ会議システムで重要視されるのが、接続された拠点どうしの円滑なコミュニケーションを可能にする「高品質な音声と映像」だ。特に音声品質は重要で、相手側の音声が聞き取りにくかったり、わずかに遅延したりするだけでコミュニケーションがうまく成り立たなくなり、会議参加者にとって大きなストレスの原因になる。そのため、ビデオ会議用の会議室には専用のデバイス(高画質カメラや無指向性マイク、高精細ディスプレイなど)が設置され、ネットワーク環境にも細心の注意が払われてきた。

 冒頭で述べたとおり、ビデオ会議は今や効率的なビジネス遂行に欠かせないものになっているが、「大きなコストがかかる」という難点もあった。特に従来のオンプレミス設置型MCUは、接続する拠点数が増えるごとに装置が大型化し、ライセンスコストも高額になる。またいつでも問題なくビデオ会議が開催できるように、運用やメンテナンスにも継続的にコストと手間がかかる。

 こうした課題を解決すべく登場したのがクラウドMCUである。クラウドMCUならばオンプレミスへのサーバー設置は不要であり、導入やシステム構築のコストが大幅に抑えられる。また管理者によるメンテナンス作業も不要だ。加えて、接続拠点数も柔軟にスケールさせる(増やす)ことができる。他の業務アプリケーションが次々にクラウド移行されているのと同じ理由で、MCUにもまた「クラウド移行」の波が押し寄せているわけだ。

 そんなクラウドMCU市場の中で「シンプル(利用も運用も簡単)」「モダン(現在のニーズにマッチ)」「トラステッド(高い信頼性)」という特徴を兼ね備え、おすすめできるのがBlueJeansだと、ビデオ会議ソリューションのプロフェッショナルであるプリンストンは太鼓判を押す。プリンストンでは今年1月、BlueJeans Networkと国内初のディストリビューター契約も締結している。

BlueJeansの特徴は「シンプル、モダン、トラステッド」だ

「シンプル、モダン、トラステッド」が特徴のBlueJeans

 BlueJeans Networkは2009年に創業した米国企業だ。現在は北米、中南米、欧州、中東/アフリカ、そして日本を含むアジア/オセアニアの各市場でクラウドサービスを展開している。同社がラインアップするクラウドサービスは、ビデオ会議向けの「BlueJeans Meetings」と、最大1万5000人が参加できるオンラインイベント向けの「BlueJeans Events」の2つだ。ここではビデオ会議向けのBlueJeans Meetingsについて詳しく見ていこう。

 BlueJeans Meetingsのライセンス形態は非常にシンプルだ。ライセンスを1つ契約すると“仮想的な会議室(ルーム)”が1つ利用可能になる。1つの会議室には最大100台までのデバイス(つまり最大100拠点まで)が同時接続して、ビデオ会議を開催できる。同時に複数のビデオ会議を開催したければ、ライセンスを追加購入すればよい。1ライセンスあたり年間の税抜参考価格はおよそ12万円で、月額にすれば1万円から利用できることになる。

クラウドMCU「BlueJeans」の魅力とは?(動画)

 BlueJeansの大きな特徴は、標準ライセンスで多様なデバイスが接続できる互換性の高さだ。

 ポリコム(Poly)やシスコシステムズ、ライフサイズ、ドルビーなどのビデオ会議/音声会議専用デバイスを、追加ライセンスの購入なしでそのまま接続し、利用できる点だ。こうしたアライアンスパートナー製の推奨デバイスに限らず、H.323やSIPといった標準プロトコルに対応したデバイスであれば接続できる。すでにビデオ会議システムを導入している企業であれば、会議室に設置済みの専用デバイスをそのまま活用できるので、導入時の追加コストが大幅に抑えられる。

 リモートワークやテレワークで社外からビデオ会議に参加したい場合は、PCやモバイルデバイス(スマートフォン、タブレット)向けのBlueJeans専用アプリのほか、Webブラウザからでもシームレスに接続ができる。オフィスの会議室で開催されているビデオ会議に、外出中の社員がスマートフォンでシームレスに参加できるわけだ。

 また従来のオンプレミス型MCUの場合は、社外からの接続にはネットワーク側の準備が必要になり、たとえば社外のパートナー企業や取引先企業とのビデオ会議はさまざまな制約があった。これもクラウドMCUのBlueJeansならば、メールでURLとID/パスワードを伝えるだけですぐにビデオ会議を開催できる。Webブラウザで接続できるので、相手にアプリのインストールをお願いする必要もない。

BlueJeansは標準ライセンスで多様なデバイスを接続できる

 BlueJeansには“こだわり”もある。それは、エンタープライズグレードのビデオ会議システムに求められる品質や信頼性の実現だ。

 特にビデオ会議の評価を左右する音声品質には強いこだわりがあり、ドルビーとの技術パートナーシップに基づき、優れた音声処理技術「Dolby Voice」をクラウド側に組み込んでいる。これによりどんなデバイスが接続する場合でも、バックグラウンドノイズが除去された非常にクリアな音声でのコミュニケーションが可能だ。またクラウドインフラとしてアメリカ(2拠点)、オランダ、オーストラリア、シンガポールにデータセンターを構え、グローバルで遅延の少ない高品質なサービスを提供している。

 もうひとつBlueJeansでは、ビデオ会議をより身近な存在にするために「シンプルさ」にもこだわっている。たとえばアプリケーションをインストール済みのユーザーは、会議開催の通知メールからワンクリックで会議に参加できる。そのほかにも「Outlook」や「Google Calendar」といったビジネスカレンダー、「Slack」などのビジネスチャットなどとも連携し、会議予約や参加がスムーズにできるようにしている。

 また管理者はWebコンソールの「BlueJeans Command Center」から、リアルタイムな会議室の利用状況、会議中の音声/映像品質に対するユーザーフィードバックの確認などが行える。ユニークな機能としては、ビデオ会議の開催によって削減できたコスト(会議参加者の場所から概算した出張費など)を示す「ROIカリキュレーター」も備えている。利用状況の分析レポートは契約ライセンス数の見直し、さらには自社の会議開催状況や「働き方」そのものの見直しにも役立つはずだ。

 なおBlueJeansのクラウドサービスはSOC 2 Type IIやSOC 3、GDPRなどのコンプライアンスに準拠しており、セキュリティ面でもエンタープライズグレードの品質を担保している。

管理コンソール「BlueJeans Command Center」(UIは日本語化予定)

ビデオ会議のプロフェッショナル、プリンストンがBlueJeansを推す理由

 すでに述べたとおり、プリンストンはポリコム製品をはじめとするビデオ会議システムやUC製品を20年以上にわたって提供してきた会社だ。そのプリンストンがBlueJeansのクラウドMCUに“惚れ込んだ”理由は何なのだろうか。同社 営業統括本部の椿昌己氏に聞いてみよう。(以下、敬称略)

プリンストン 営業統括本部 UC営業統括部 統括部長 椿昌己氏

――まず、最近のビデオ会議市場におけるトレンドはどのようなものでしょうか。

椿:最近ではビデオ会議でも「クラウドシフト」が加速しています。

 理由の1つめは、オンプレミスにMCUを導入するとイニシャルコストもランニングコストもかさむこと。ほかの業務アプリケーションではどんどんクラウドが普及していますから、当然MCUもクラウドシフトしたいという話になるわけです。

 もうひとつの理由はモバイルデバイスの普及です。リモートワーク、テレワークで社外からビデオ会議に参加したいという場面が増えていますが、オンプレミスのMCUだとあらかじめネットワーク設定が必要、専用アプリケーションも必要といった制約があります。クラウドMCUならばそういう制約がなく、ビデオ会議を柔軟に活用できるようになります。

 オンプレミスMCUのリプレースタイミングに合わせてクラウドMCUに移行する動きは、中堅規模以下の企業から進んでいます。さらに、これまではコスト面がネックとなってビデオ会議システムが導入できなかった中小規模の企業でも、「クラウドMCUならば導入できる」と新規導入されるケースが増えています。

――プリンストンはなぜ、クラウドMCUの中でもBlueJeansを強くおすすめしているのでしょうか。IT部門における導入メリットを教えてください。

椿:BlueJeansはクラウドサービスとして提供されるので、サーバーの設置やシステム構築、運用やメンテナンスの手間がかかりません。これがまず、IT管理者の方にとってはいちばんの魅力でしょう。

 すでに会議室に設置されている高品質なビデオ会議デバイスがそのまま使える、導入コストが安く済むのもメリットです。BlueJeansは720pのHD画質に対応していますから、複数の人が参加する会議室からは専用カメラの鮮明な映像を送ることができます。音声も同様ですね。

 ちなみにBlueJeansの場合は、さまざまなデバイスの接続に標準ライセンスで対応しており追加購入は不要です。ライセンス料は比較的高く見えるかもしれませんが、1ライセンスで最大100デバイスまで接続できますので、冷静にコスト計算してみると決して高くはないとわかっていただけると思います。

――MCUをクラウド移行することで、従来のビデオ会議システムとは「違った使い方」も生まれてくるのではないでしょうか。

椿:そうですね。たとえば最近、お客様を訪問すると「Skype for Business」などのUC環境を導入されているケースが目立ちます。BlueJeansならばこうしたUCツールも接続できますし、それだけでなく「Office 365」環境で、会議予約から参加者の招集、会議参加、資料共有、テキストチャットまで、一貫したユーザーエクスペリエンスのもとで使える仕組みが整います。

 すでに導入しているUC環境とビデオ会議システムがシームレスにつながり、エンドユーザーの使い勝手も良ければ、ビデオ会議の活用もさらに進むのではないでしょうか。なおBlueJeansでは、「Microsoft Teams」と従来のビデオ会議端末を接続できるゲートウェイサービスも別途提供しており、Teams環境とのシームレスな連携も可能です。

 “これまでとは違う使い方”という意味では、BlueJeansでは会社が共有の会議室を持つのではなく、「個人に1つずつ会議室を与える」という考え方をしています。実際にプリンストンではそういう使い方を実践していますが、社内/社外のミーティングでより気軽にビデオ会議を使うようになりました。

 ひとまず数ライセンスを導入し、その効果次第でライセンスを増やしていきたいというお客様もいらっしゃいます。このように導入スケールを後から柔軟に拡大していけるのも、クラウドMCUならではのメリットでしょう。

――BlueJeansで、企業ユーザーが特に喜びそうな機能はどんなものでしょうか。

椿:たとえば「容量無制限の会議録画機能」はお客様の反応がいいですね。議事録代わりに会議を動画で残したいというケースは増えており、他社のサービスでも会議録画機能は提供されているのですが、「容量無制限」というのはほかの主要サービスではありません。

 ちなみにこの録画機能はアーカイブ化も非常に高速で、ビデオ会議の終了後、1分も経てばアーカイブ映像として再生が可能になります。過去のビデオ会議製品では数時間程度かかっていましたから大きな進歩であり、会議に参加できなかった人が後から見たいといった場合にも便利です。

――最後に、BlueJeansをプリンストンが提供するうえでの付加価値、プリンストンならではのバリューをどう考えていますか。

椿:われわれはビデオ会議システムに関して長年の販売経験を持っていますから、お客様の社内状況やネットワーク環境、すでにお持ちのビデオ会議用デバイスなどを考慮したうえで、BlueJeansサービスと組み合わせた最適なコミュニケーション環境をご提案できます。

 特に20年以上にわたって提供してきたポリコム、高度な音声技術を持つドルビーとはパートナーであり、BlueJeansとも相性の良い2社ですので、そうした強みも生かしていきたいですね。

* * *

 企業におけるクラウドコンピューティングの採用は「ITコストの削減」を目的として始まった。しかし、やがて業務の中でのクラウド利用が浸透し、クラウドが当たり前のものになるにつれて、それまでのコンピューティングでは実現できなかった「新しい使い方」が生まれてきた。

 クラウドサービスらしいオープンさと柔軟さを持つBlueJeansも、同じような効果をもたらすのではないか。まずは、既存のビデオ会議システムをそのままリプレースするかたちでコスト削減効果が得られる。そしてその次には、単に多拠点の会議室どうしをつなぐだけではない、ビデオ会議そのものの「使い方の広がり」が生まれてくるはずだ。ゆくゆくはそれが、企業の「新しい働き方」を支えるものになっていくのではないだろうか。

(提供:プリンストン)

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