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ウォークマン40周年、歴代機種が集結した企画展「#009 Walkman in the Park」

2019年07月01日 18時00分更新

文● 大河原克行 編集●ASCII

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ウォークマンは今年40周年を迎えた

ウォークマンが銀座から、代々木公園にスケートボードで出た1979年

 Ginza Sony Parkを運営するソニー企業 代表取締役社長兼チーフブランディングオフィサーの永野大輔氏は以下のように振り返る。

 「Ginza Sony Parkが開園してから約1年間を経過し、認知も広まってきた。そこで、これまでやってこなかったソニー製品を絡めたイベントを初めて開催した。それが今回の『#009 Walkman in the Park』となる。1979年7月1日は、音楽が歩き出した日であり、ここは、音楽が歩き出した場所である。ここでウォークマンの発表を行ったあと、代々木公園に移動して、スケートボードに乗りながら、音楽を聞いてもらった」。

40年間を1年ごとに、著名人のエピソードとともに紹介。ウォークマンの実機と当時の音楽を聴くことができる

 加えて「40周年の回顧展示をするつもりはない。『My Story, My Walkman』では、1979年から1年ごとに、それぞれの著名人にエピソードを聞き、その当時に聴いた楽曲教えてもらい、エピソードとともに、当時のウォークマンと、当時の楽曲を聴けるようにした。ウォークマンの初号機でも、カセットテープで音楽を聴くことができる。実際に聴いてもらうと、40年前のカセットテープの音質の良さにも驚くはずだ。想い出とともに、会場で音楽を聴いてもらい、当時の思い出に浸りながら、ウォークマンを楽しんでもらいたい」とした。

Ginza Sony Parkの1階には、Big Walkmanとして、スポーツモデルの初号機「WM-F5」のオブジェが展示された

ソニー企業の永野大輔社長兼チーフブランディングオフィサー

ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ取締役副社長兼V&S事業本部長の松本義典氏

 40年分のウォークマンが実際に操作できるほか、「Ginza Sony Parkの公園のコンセプトの通り、公園の芝生に寝転がるようにして、気楽に音楽を聴いてもらいたい」(永野社長)としている。

公園のコンセプトの通り、公園の芝生に寝転がるようにして、音楽を聴いてもらいたいと、ソニー企業の永野社長が実演してくれた

 また、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ取締役副社長兼V&S事業本部長の松本義典氏は、「ウォークマンには、ソニーがオーディオ事業で培ってきた長い歴史とチャレンジのスピリッツが込められている。それを体感してもらい、ソニーのオーディオ事業への新たなチャレンジにも期待してほしい」と述べた。

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