「VAIO、法人向く。」の現在を探る 第46回
VAIO Pro PA+moreNOTEの挑戦とは?
働き方改革の第1歩は、いままでの使い勝手を変えない「パソコン」でペーパーレス化すること
2019年07月03日 09時00分更新
―― 機密情報を扱っている企業にとっては、セキュリティが気になります。
小宮山 「moreNOTEは、セキュリティに関して万全の対策を施しています。moreNOTEに登録した資料は全て暗号化されて保存されていて、moreNOTEを介してのみ復号化されるので、HDD上に資料がダウンロードされても、暗号化されているので抜き出しても閲覧できません。ファイルの閲覧は管理者が履歴も取れ、資料の公開期限が終わったら、いつでも停止できます。停止すると社員の端末にダウンロードされていても、すべて消えるところまでコントロールしていますので、資料が意図しない漏洩をしないしくみになっています」
―― moreNOTEの活用の場は、会議や営業活動以外の事例も多いのでしょうか
小宮山 「例えばセミナーで活用したり、株主総会では株主さまの席にタブレットを置いて資料を用意したりしています。弊社の入社式でも全員の席にタブレットを置いて資料を見られるようにしています」
―― 大人数での利用となると、通信まわりのほうが気になります。
小宮山 「データ通信の量が、なるべく小さくなるように設計しています。いつも電波が安定しているとは限りませんから、ネットワークの負荷を極力かけないよう工夫し、遅延を抑えて快適に使っていただけるように開発しています」
―― 最後にそれぞれ今後の抱負を。
小宮山 「どこからでも資料を閲覧でき、仕事ができるという世界を実現するためにmoreNOTEとして何が貢献できるか考えてきました。とりあえずmoreNOTEに資料を入れておけば、後から簡単に探し出せて確認できる安心感を届けていきたい。より探しやすくて使いやすい製品を目指したいですね」
黒崎 「PAは業界でも後発の2in1マシンです。その分、最初にチャレンジした人たちのノウハウを活かして作られています。苦労してきた部分を解決されている最新世代の2in1だと思っています。これから始める方にもトラブルなくハードル低く導入していただけるような製品になっていると思うので、広く使っていただきたいですね」
働き方改革を進めるためにモバイルマシンを導入する企業は多い。ただそこから費用対効果出すために、生産性向上につながる施策を打ちたいという要望が出てくるはず。そんなときに、moreNOTEとVAIO Pro PAとの組み合わせは、社内改革となる施策の1つになるはずだ。
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